12月7日(現地時間6日、日付は以下同)。サクラメント・キングスのディアロン・フォックスが、今シーズン開幕前にチームからオフ…

 12月7日(現地時間6日、日付は以下同)。サクラメント・キングスのディアロン・フォックスが、今シーズン開幕前にチームからオファーされていた2年1億500万ドル(約151億2000万円)の延長契約を断っていたと『Bleacher Report』のクリス・ヘインズ記者が報じた。

 キャリア6年目となった昨シーズン。フォックスはウェスタン・カンファレンス3位の48勝34敗を残し、プレーオフ出場を飾ったキングスをトップスコアラーとしてけん引。

 平均25.0得点4.2リバウンド6.1アシスト1.1スティールにフィールドゴール成功率51.2パーセントの大暴れを見せたポイントガードは、自身初のオールスターに加えてオールNBAサードチームにも選ばれ、初代最優秀クラッチプレーヤー賞にも選出。

 リーグ指折りのスピードを誇るガードの現行契約は2025-26シーズンまで。キングス側がオファーしたマックス額の延長契約を辞退したフォックスだが、真の狙いはさらなる巨額契約のようだ。

 フォックスが今シーズンに再びオールNBAチーム入りできれば、4年でおよそ2億4500万ドル(約352億8000万円)というスーパーマックス契約を結ぶ資格を手にすることができる。

 キングスは今オフにドマンタス・サボニスと5年2億1700万ドル(約312億4800万円)の超巨額契約を締結しているのだが、サボニスとともにこのチームの主軸を務めるフォックスが、どんな契約を結ぶことになるかは気になるところ。

 キャリア7年目の今シーズン。フォックスは序盤に足首捻挫のため5試合に欠場も、ここまで14試合に出場してキャリアハイの平均30.3得点に4.7リバウンド6.4アシスト1.6スティールを残しており、チームも8日を終えた時点でウェスト6位の11勝8敗でプレーオフ圏内をキープしている。

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