26日、東京競馬場で行われた第43回ジャパンC(3歳上・GI・芝2400m)は、3番手追走から直線で先頭に立ち、後続を突き放したC.ルメール騎手騎乗の1番人気イクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)が、2着の2番人気リバティアイランド…

 26日、東京競馬場で行われた第43回ジャパンC(3歳上・GI・芝2400m)は、3番手追走から直線で先頭に立ち、後続を突き放したC.ルメール騎手騎乗の1番人気イクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)が、2着の2番人気リバティアイランド(牝3、栗東・中内田充正厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分21秒8(良)。

 さらに1馬身差の3着に5番人気スターズオンアース(牝4、美浦・高柳瑞樹厩舎)が入った。なお、3番人気ドウデュース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)は4着に終わった。

 勝ったイクイノックスは、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ、その父キングヘイローという血統。断然の1番人気に応え、昨年の天皇賞(秋)・有馬記念・今年のドバイシーマクラシック・宝塚記念・天皇賞(秋)に続くGI・6連勝を達成。2016年の本レースを制したキタサンブラックとのジャパンC父子制覇(6組目)を飾った。

【ジャパンC】「世界に通用する強い馬づくり」を目指すべく、1981年に創設された重賞競走。初年度はアメリカ、カナダ等の4カ国から合計8頭を招待して実施された。82年にはヨーロッパとオセアニア地区、83年には地方競馬の代表馬も招待の対象となる。また、08年に創設された秋季国際GI競走シリーズ「ジャパン・オータムインターナショナル」に指定。スイスのサンティミエに拠点を置く時計メーカー・ロンジン社より寄贈賞を受けて実施されている。

【勝ち馬プロフィール】
◆イクイノックス(牡4)
騎手:C.ルメール
厩舎:美浦・木村哲也
父:キタサンブラック
母:シャトーブランシュ
母父:キングヘイロー
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 イクイノックス 1人気
2着 リバティアイランド 2人気
3着 スターズオンアース 5人気
4着 ドウデュース 3人気
5着 タイトルホルダー 4人気
6着 ダノンベルーガ 6人気
7着 ヴェラアズール 9人気
8着 スタッドリー 13人気
9着 イレジン 10人気
10着 ディープボンド 8人気
11着 ショウナンバシット 12人気
12着 パンサラッサ 7人気
13着 インプレス 14人気
14着 フォワードアゲン 16人気
15着 ウインエアフォルク 11人気
16着 トラストケンシン 17人気
17着 チェスナットコート 15人気
18着 クリノメガミエース 18人気