＜大相撲十一月場所＞◇十二日目◇23日◇福岡・福岡国際センター 前頭十四枚目・一山本（放駒）が、前頭四枚目・錦木（伊勢ノ海）を寄り切りで下し、3敗をキープ。自身の連敗を阻止し、見事優勝争いに踏みとどまった。大きな注目を集めた一番を制した一山…
＜大相撲十一月場所＞◇十二日目◇23日◇福岡・福岡国際センター
前頭十四枚目・一山本（放駒）が、前頭四枚目・錦木（伊勢ノ海）を寄り切りで下し、3敗をキープ。自身の連敗を阻止し、見事優勝争いに踏みとどまった。大きな注目を集めた一番を制した一山本だったが、勝ち名乗りを受けた直後、懸賞金を受け取ることを忘れ、立ち上がってしまう一幕があった。その後、懸賞金を受け取ったが、行司との距離が近く、受け取る作法が行えないハプニングにも見舞われ、「あっぶねw」「懸賞www」といったコメントが寄せられた。
ハイテンションなキャラクターで定評のある一山本は今場所、初日から6連勝を飾り、ここまでトップとは1差と優勝争いを演じている。この日は錦木を相手に低く出ていき、盤石の内容で退けた。錦木は6敗目を喫した。
この取組を受け、ABEMAで実況を務めた舩山陽司アナウンサーが「良い相撲でした。一山本は組む形になっても休まなかったですね」と絶賛すると、同じく解説を務めた元前頭・若ノ城は「そうですね。休むと、錦木も力が出ますので」とコメントしていた。
一方、一山本は1度目の立ち合いでつっかける格好となってしまい、各所に詫びを入れる場面があった。また、行司の木村寿之介から懸賞金を受け取るのを忘れる瞬間もあり、相撲ファンからは「もしかして緊張してる？」「懸賞はちゃんと受け取りましょう」などツッコミにも似た声が寄せられていたほか、行司との距離の近さに若ノ城は「行司さんとぶつかりそうでしたね」と苦笑していた。
（ABEMA／大相撲チャンネル）
