男子テニスの兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード、ATPチャレンジャー)は19日にシングルス決勝が行われ、第5シードの島袋将は世界ランク172位のD・アジドゥコビッチ(クロアチア)に4-6, 2-6のストレートで敗れ準優勝とな…

男子テニスの兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード、ATPチャレンジャー)は19日にシングルス決勝が行われ、第5シードの島袋将は世界ランク172位のD・アジドゥコビッチ(クロアチア)に4-6, 2-6のストレートで敗れ準優勝となった。
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26歳で世界ランク155位の島袋は今大会、1回戦で同285位の内田海智、2回戦で同280位のホン・ソンチャン(韓国)、準々決勝で第2シードの望月慎太郎、準決勝で第3シードのL・ナルディ(イタリア)を破り決勝進出を果たした。
決勝で顔を合わせるアジドゥコビッチとは前週のユニ・チャームトロフィー愛媛国際オープン(日本/松山、ハード、ATPチャレンジャー)2回戦に次ぐ2度目の対戦。前週はアジドゥコビッチが7-6 (7-3), 6-3のストレートで勝利した。
決勝戦の第1セット、島袋は序盤で2度のブレークに成功しリードしたものの、第4ゲームで1つブレークを返され、第6ゲームではブレークポイントを握られた場面でアジドゥコビッチの深いリターンを返球できず2ブレークの差を追いつかれる。さらに島袋は第10ゲームで再度ブレークポイントを握られると、最後はフォアハンドをミスし先行される。
続く第2セット、島袋は第4ゲームで0-40とブレークのピンチを迎える。2本はしのいだものの、3度目のブレークポイントでダブルフォルトを犯し先にブレークを奪われる。その後、アジドゥコビッチの正確なストロークに苦しめられた島袋はブレークバックを果たせず、最後は第8ゲームでもブレークを許し1時間25分で力尽きた。
島袋は今年1月のバンコク・オープン3(タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー)と5月のKIA チュニス・オープン(チュニジア/チュニス、レッドクレー、ATPチャレンジャー)に次ぐチャレンジャー大会3勝目とはならなかったものの、今季最後の大会を準優勝で締めくくった。
一方、優勝を飾ったアジドゥコビッチはチャレンジャー大会2勝目を手にした。