男子テニスで世界ランク48位の西岡良仁は5日、自身のYouTubeチャンネルを更新。今年9月に行われた珠海選手権(中国/珠海、ハード、ATP250)で準優勝できた要因を明かした。>>ダニエル 太郎、望月 慎太郎ら松山CH組合せ<<28歳の…

男子テニスで世界ランク48位の西岡良仁は5日、自身のYouTubeチャンネルを更新。今年9月に行われた珠海選手権(中国/珠海、ハード、ATP250)で準優勝できた要因を明かした。
>>ダニエル 太郎、望月 慎太郎ら松山CH組合せ<<
28歳の西岡は7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で初戦敗退を喫した後、北米シーズン4大会でわずか1勝しか挙げれず。迎えた全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では初戦でS・ワウリンカ(スイス)に敗れ大会を後にした。
しかし、1週間の休養を取り出場した珠海選手権ではJ・シュトルフ(ドイツ)A・カラツェフらを下し決勝進出。決勝では第1シードのK・ハチャノフに6-7 (2-7), 1-6のストレートで敗れたものの準優勝を果たした。
準優勝できた要因について西岡は動画内で「僕もあんまり分からないですね、正直に言うと。ざっくり言うと本当に期待していなかったのは1個大きいと思います。勝てたらいいなというくらいで珠海には行きました。珠海はとても暑くて湿気もすごくて色んな選手が嫌になっているくらい暑くて辛かったのですけど、それもいい方向に向いた可能性はありますね」とし、練習しない日があったことも功を奏したと明かした。
そして、もう一つの理由としては「僕にとってコートが良かったと思います。めちゃくちゃ早いコートだったので僕にとってもカウンターが結構刺さったのが良かったかなと思います」とコメントした。
また、最近の大会でのコートの遅さ、ボールが遅かったり飛ばなかったりすることにも触れ「こういうコートやボールが増えると正直どんどん厳しくなるんだなと思います。僕はパワーではなく小手先というか色んなことを駆使して頑張っていこうという選手なのでパワー系の選手に勝てる確率は少しずづ落ちていく可能性があるんじゃないかと。なので相性が良い大会でどれだけちゃんと勝てるかがランキングを上げる際の重要な項目になってくると思います」と語った。
なお、西岡は今月2日にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新し、今シーズンの終了を報告している。