母が米G1勝ち馬のフレミングフープ(牝2、栗東・友道康夫厩舎)が、日曜京都4Rの2歳新馬(芝1600m)で初陣Vを目指す。  フレミングフープは父ハーツクライ、母シーズアタイガー、母の父テイルオブザキャットの血統。母は13年の米G1デル…

 母が米G1勝ち馬のフレミングフープ(牝2、栗東・友道康夫厩舎)が、日曜京都4Rの2歳新馬(芝1600m)で初陣Vを目指す。

 フレミングフープは父ハーツクライ、母シーズアタイガー、母の父テイルオブザキャットの血統。母は13年の米G1デルマーデビュータントSの覇者。21年のセレクトセール当歳において、金子真人HD(株)に2億円(税抜)で購買された。

 血統馬だけあって攻めも素晴らしく、1週前のCWコースではラスト1F10.9の一番時計をマーク。今週は芝コースで藤岡康太騎手を背にして軽快な動きを見せていた。態勢は万全といえる。

 友道厩舎×金子真人オーナーといえば、日本ダービー馬のマカヒキとワグネリアンを筆頭に、ポタジェやユーキャンスマイル、ヨーホーレイクなど、活躍馬を続々と送り出している最強タッグだ。意外にも牝馬のGI勝ちはまだないが、フレミングフープは来春のクラシックを目指せる器。まずはしっかりと決めたい初陣となる。