21年JRA賞最優秀ダートホースのテーオーケインズの半弟となるテーオードラッカー(牡2、栗東・高柳大輔厩舎)が、土曜東京4Rの2歳新馬(ダ1600m)でデビューする。  テーオードラッカーは父コパノリッキー、母マキシムカフェ、母の父マン…

 21年JRA賞最優秀ダートホースのテーオーケインズの半弟となるテーオードラッカー(牡2、栗東・高柳大輔厩舎)が、土曜東京4Rの2歳新馬(ダ1600m)でデビューする。

 テーオードラッカーは父コパノリッキー、母マキシムカフェ、母の父マンハッタンカフェの血統。父はダートで一時代を築いた名馬で、日本調教馬として最多となるGI&JpnI・11勝を挙げている。また、半兄のテーオーケインズは現役のダートトップホース、21年の帝王賞とチャンピオンズC、昨年のJBCクラシックとGI&JpnIを3勝。父と兄でGI&JpnIを計11勝だから、文句なしに砂の良血といえる。

 追い切りの時計も素晴らしく、10月19日にはCWコースで6F81.2-1F11.8の好時計。さらに25日と11月1日には坂路でラスト1F12.0をマークしている。これは2歳に限ると、それぞれ1位タイ、3位タイだからすごい。先週の東京を除外となって1週スライドしたが、心配は無用。攻め通りなら圧勝まで期待できそうだ。