◇国内女子◇最終プロテスト 3日目(2日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇6419yd(パー72)通算11アンダーの単独首位で最終日を迎えるのは、今回初めてプロテストに挑む清本美波(愛知・誉高3年)だ。緊張というよりは「楽しみ」という気持…

18歳の清本美波が一発合格を目指す

◇国内女子◇最終プロテスト 3日目(2日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇6419yd(パー72)

通算11アンダーの単独首位で最終日を迎えるのは、今回初めてプロテストに挑む清本美波(愛知・誉高3年)だ。緊張というよりは「楽しみ」という気持ちで迎えた初日に7アンダーで首位発進を決め、2日目は「72」で2位に踏みとどまった。“テンパり”癖がある18歳は、これまで培ってきた経験を全てぶつけられているという。

今年9月「日本女子オープン」(福井・芦原GC 海コース)に出場したときは、初日「74」、2日目「75」の5オーバー83位で予選落ちを喫した。「あれはもう(ショットの)リズムが早くなっちゃって。スコアのことばかり考えていた」。そんな反省を胸に迎えた今週はスコアではなく、ショットに集中している。「最終組で回れているのも(あって)『上を目指そう』という気持ちで臨めている」

最終組で回れていることもプラスに働いた

ボギーを打たなかった3日目は後半14番(パー3)、16番(パー3)、17番をバーディにできて「気分はいいです」と笑顔を見せる。いずれも5m以上の長いパットを決めたものだ。9mを沈めた17番では感覚を信じ「いつもパターを打つときはボールをラインに合わせて置いているんですけど、17番では線を合わせずにやったのが入って。打ち方は合っているけど、ラインの読みがダメな時とかにやります」。

電光掲示板で一番上にある自分の名前は、クラブハウスに戻ってすぐに確認した。「良かった。ちょっと安心。きょうちょっと貯金が作れたので、気を抜かずに丁寧なゴルフをしたい」と一発合格へ気を引き締め直した。(岡山県笠岡市/石井操)