【動画】1回戦 早田ひな vs シャン・シャオナ|

WTTチャンピオンズフランクフルト(2023年10月29日~11月5日/ドイツ) 10月30日、女子シングルス1回戦で早田ひな(23=日本生命/世界ランク5位)がシャン・シャオナ(40=ドイツ/同34位)をゲームカウント3-2で破り、2回戦に進出した。

【WTTチャンピオンズフランクフルト 女子シングルス1回戦】
早田ひな 3-2 シャン・シャオナ(ドイツ)
11-13/11-7/11-5/8-11/11-5

■早田ひな 1回戦終了後インタビュー

ーー連戦の疲れもある中、初戦勝利したことについて

内容としては30%くらいの実力の試合だったと思うんですが、最後の最後に「ここに攻めないといけない」と徹底して試合をすることができたので何とか勝つことができました。

でもこれが今後絶対に勝たないといけない試合で連戦になってきた時に、勝っても負けてもおかしくないので、こういう試合はなくしていきたいなと思いました。

ーーこの連戦でも、色々な方にベンチコーチに入ってもらっていることについて

ベンチも昨日決まって(1回戦は左俊斉コーチ)、「どうしようどうしよう」となっていたので自分としては最初の入りの部分が難しかったんですが、自分が持っている考えの中に色々な人の考えを入れてもらうことで違う方向からのアドバイスがもらえて、試合の中でも良い勉強になります。

オリンピックや世界選手権などの大きい舞台の時に、自分が信頼している人がベンチに入れなくなった場合、違う人に入ってもらうことも想定して試合をやっていかないといけないと思います。その中で自分自身でぶれないものを持っていることが大事だと思うので、こういう試合も自分の卓球人生の中で大事だと思います。

ーーその中でもフルゲームで勝てたことは自信に繋がる?

それは間違いなく自信になりますが、自分のペースを乱された時にもっと素早く自分のペースに戻せることが強くなる上でも大事なことだと思います。そういったところの隙をなくせるように、疲れが溜まってきた状況の時にどうやって勝ち切るのか、相手に隙を与えずに勝つことがとても大事なのでそこは次からも意識して頑張っていきたいです。

ーーこの会場の雰囲気は楽しめそう?

ドイツはいつ来ても応援がすごいんですが、今日は完全にアウェーだったので「私にも応援してほしいな」と思っていました。明日からはもし私が中国人選手と対戦するとなった場合は、ドイツのお客さんは負けている選手を応援する風潮があると思うので、その応援を力に変えて楽しみながら頑張りたいなと思います。