20日、秋華賞で史上7頭目の牝馬3冠を達成したリバティアイランド(牝3、栗東・中内田充正厩舎)のジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)参戦が報じられた。  過去の3冠牝馬は86年メジロラモーヌ、03年スティルインラブ、10年アパパ…

 20日、秋華賞で史上7頭目の牝馬3冠を達成したリバティアイランド(牝3、栗東・中内田充正厩舎)のジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)参戦が報じられた。

 過去の3冠牝馬は86年メジロラモーヌ、03年スティルインラブ、10年アパパネ、12年ジェンティルドンナ、18年アーモンドアイ、20年デアリングタクトの6頭。そのうち直近の3頭が同年のジャパンCに出走している。

 ジェンティルドンナは前年の3冠馬オルフェーヴルとの一騎打ちをハナ差制して勝利。アーモンドアイはそれまでになかった先行策から楽々と抜け出し、2分20秒6の世界レコードで圧勝した。また、デアリングタクトは初黒星となる3着に終わったものの、勝ったのはアーモンドアイ、2着は同年の牡馬3冠を無敗で制したコントレイル。レース史上屈指のハイレベル戦だったことを思えば、3冠牝馬の名に恥じない3着だったといえる。

 今年のジャパンCにはイクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)、GIを3勝しているタイトルホルダー(牡5、美浦・栗田徹厩舎)などが参戦を表明している。リバティアイランドは強豪を撃破し、史上3頭目の3歳牝馬の戴冠となるか。いずれにしても、11月26日の大一番は見逃せない一戦となりそうだ。