WTTコンテンダーマスカット(2023年10月8日~14日/オマーン) 10月12日、混合ダブルス準々決勝で松島輝空/張本美和(木下アカデミー)が張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)をゲームカウント3-1で破り、準決勝に駒を進めた。世…

WTTコンテンダーマスカット(2023年10月8日~14日/オマーン) 10月12日、混合ダブルス準々決勝で松島輝空/張本美和(木下アカデミー)が張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)をゲームカウント3-1で破り、準決勝に駒を進めた。

世界ランク2位の"はりひな"に、16歳松島と15歳張本の超新星ペアが挑む。今後の日本卓球界の姿も占う一戦。

試合が始まった途端、押し込むのははりひな。10-5とゲームポイントを奪ったあとに10代ペアは3点返すが、次で早田が投げ上げ下回転サーブでエースを奪い、はりひなが先制する。

第2ゲームは妹・美和の逆モーションが、兄・智和の待ちを外すシーンも見られるなど、10代ペアが9-8とリード。最後は松島が横回転系のサーブでエースを奪って12-10で取り返す。

さらに第3ゲームは松島が躍動する。広角に決まるチキータや中陣からの両ハンドで次々と得点し、11-4でここも取る。

4ゲーム目も10代ペアが3-0とし、はりひながタイムアウト。その後も16歳と15歳とは思えない豪打が突き刺さり、ペースを渡さないまま11-6で10代ペアが勝利した。

世界卓球で2度の銀メダルを獲得した、日本最強ペアから金星を挙げた16歳と15歳。まだダブルスでの世界ランクのない新星コンビがベスト4に進出した。

<WTTコンテンダーマスカット 混合ダブルス準々決勝>
松島輝空/張本美和 3-1 張本智和/早田ひな
8-11/12-10/11-4/11-6