来季が3年目となる立浪監督にとっても勝負を賭けたシーズンとなる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext 中…

 

来季が3年目となる立浪監督にとっても勝負を賭けたシーズンとなる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 

 中日は10月3日に行われた巨人戦(バンテリンドーム)で今季の全日程を終了。同日の試合は引退試合ともなり、今季限りで引退が決まった堂上直倫が「8番・二塁」で先発出場。3回先頭の第1打席で相手先発の赤星優志から二塁打を放つと、本拠地を訪れたドラゴンズファンからも温かい声援が飛んだ。 

【動画】3日の中日の今季最終戦、引退が決まった堂上直倫は3回先頭の第1打席で赤星から二塁打を放った

 

 一方、2年連続最下位に沈んだチームではアリスティデス・アキーノ外野手、ソイロ・アルモンテ外野手と来季の契約を結ばないと球団が発表している。

 今季のチーム低迷にはあてにしていた助っ人外国人選手がうまく機能しなかったことも響いた。この点について球界内からも様々な考察の声が出ている。

 中日OBの中村武志氏は野球系YouTubeチャンネル「野球いっかん」に出演。今季の中日の外国人補強について言及した。

 4日に更新した動画内では大砲候補として期待されながらわずか20試合の出場で打率・154、1本塁打、6打点と低迷し、今季限りの退団が決まったアキーノに関して中村氏は「日本の野球に慣れなかった」とコメント。技術的には高いものがありながら、日本の野球になじめなかったことで力を発揮できなかったとした。

 その上で今オフの外国人野手の補強に関して現在は若手を積極起用する中、ポジション的にもなかなか補強ポイントがないことで「野手はいらないんじゃないかな」と話した。先発の外国人投手に的を絞ったほうがいいと話した。

 また仮に野手を獲得する場合にも毎年のように大金を払いながら、なかなか定着できない点を踏まえて中村氏は今後獲得に乗り出す外国人野手に関しては「体が大きいとか球が速いとか、技術的にはまだまだだけど年齢が若くて魅力のある選手を育成のように獲って育てる。その方が並行して日本の野球にも慣れる」と持論をのべた。

 外国人選手の魅力に関しては日本人選手にはない球の速さとか長打力など規格外のパワーをあげながら、そういった若い選手を「3年ぐらいの期間かけて」日本野球への適応力を身につけさせたほうが結果的にはいい方向に結び付くのではないかとした。

 チームには「成功例」もある。今季も48試合に救援登板し、32セーブ、防御率は驚異の0・39と抜群の安定感を誇った守護神、ライデル・マルティネスは当初育成契約からスタート。今季日本球界7年目のシーズンとなったが、じっくり育てて、ここまでの地位を築いたことで知られる。

 投手でもこういった成功例があることから、同様に野手も将来性を見越して若い選手を一定数獲得して育てていく方法もあると提言した中村氏。

 2年連続最下位に沈んだチームでは野手陣の得点力アップも大きな課題とされる。ただ選手も一気に育つわけではない。様々な方法を摸索しながら前に進めていくことが求められそうだ。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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