2023年のクライミングW杯リード国別ランキングで日本が2年連続トップに立った。2位のスロベニアに約8000ポイントの差をつける独走で栄誉に輝いた。 今年のW杯リードシリーズは6月から9月にかけて全6戦が行われ、日本は男子年間1位で終えた…


 2023年のクライミングW杯リード国別ランキングで日本が2年連続トップに立った。2位のスロベニアに約8000ポイントの差をつける独走で栄誉に輝いた。

 今年のW杯リードシリーズは6月から9月にかけて全6戦が行われ、日本は男子年間1位で終えた安楽宙斗が3勝、女子年間4位の森秋彩が1勝を挙げたほか、全戦で男女とも1人以上を決勝に送り込んだ。中でもファイナリストの8人中7人を日本勢が占めた第4戦ブリアンソン大会、第6戦呉江大会では日本男子が表彰台を独占した。日本が得た19985ポイントの内訳は男子が10855ポイント、女子が9520ポイントだった。

 今年は2024年パリ五輪の出場権がかかる世界選手権が8月に行われた関係で各国の強豪選手が不在の大会もあったが、日本勢はその中で着実に結果を残した。

<W杯国別年間ランキング>

1位:日本/19985
2位:スロベニア/12105
3位:フランス/10393
4位:オーストリア/7929
5位:韓国/7058.5
6位:ドイツ/5902
7位:米国/5721
8位:英国/5332
9位:スイス/3413
10位:イタリア/3176.25

※左から順位、国名、ポイント
※10位までを掲載

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