短距離王国の異名を持つ安田隆行厩舎が、アグリ(牡4、栗東・安田隆行厩舎)でスプリンターズステークス(3歳上・GI・芝1200m)の4勝目を狙う。  安田隆行厩舎はこれまでスプリンターズSに延べ17頭が参戦。11年のカレンチャン、12年と…

 短距離王国の異名を持つ安田隆行厩舎が、アグリ(牡4、栗東・安田隆行厩舎)でスプリンターズステークス(3歳上・GI・芝1200m)の4勝目を狙う。

 安田隆行厩舎はこれまでスプリンターズSに延べ17頭が参戦。11年のカレンチャン、12年と13年のロードカナロアで現役最多の3勝を挙げている。また、2着と3着も2回ずつ。勝率18%、複勝率41%は驚異的な数字と言えるだろう。

 来年2月いっぱいで解散となるだけに最後の芝スプリントGIとなる今回、4勝目をかけてアグリを送り込む。今年の阪急杯の覇者。その後は高松宮記念が7着、チェアマンズスプリントプライズが5着とGIの壁に跳ね返されたが、秋初戦となったセントウルSは3戦ぶりの連対となる2着。それも今までにない直線にかけるスタイルで、新境地を開く内容だった。横山典弘騎手と2戦連続2回目のタッグとなる今回、どんなレースを見せてくれるのか、大いに楽しみにしたい。