驚愕のスーパープレーが続出するメジャーだが、その中でも“神走塁”で沸かせているのが、パイレーツのジョシュ・ハリソン内野手…
驚愕のスーパープレーが続出するメジャーだが、その中でも“神走塁”で沸かせているのが、パイレーツのジョシュ・ハリソン内野手だ。
■挟殺プレーをかいくぐる忍者走塁で魅了
驚愕のスーパープレーが続出するメジャーだが、その中でも“神走塁”で沸かせているのが、パイレーツのジョシュ・ハリソン内野手だ。173センチ、81キロと小柄な身体だが、プレーのインパクトの大きさは計り知れない。挟殺プレーを忍者のようにかいくぐって塁を陥れたり、体操選手のように急ブレーキから身体をひねってみたり。その身体能力はメジャー30球団を見渡してみても、間違いなく5本の指に入るだろう。
今季2度目のオールスターに選ばれたハリソンは、残念ながら“真夏の祭典”で得意の走塁を披露するチャンスはなかったが、アメリカのみならず日本のファンも虜にする“神走塁”の秘訣を明かしてくれた。
「とにかく動き回ることが好きだったから、小さい頃から遊び半分でいろいろなスポーツをやっていたんだ。プラス、兄や従兄たちといった年上の人たちを相手にプレーすることが多かったから、何かしらクリエイティブにならないと勝つことができない。そういった経験も生きているんじゃないかな」
高校では、野球の他にもバスケットボール、アメリカンフットボールをしていたという。他のスポーツをプレーすることで、野球にない動きを身体が経験できたことは、今とっさに出る“神走塁”に大きく役立っていると話す。
■「アクロバティックな動き」につながる瞬間とは
そして、「もう1つ大切なことがある」と明かしたのが「情熱」だ。
「パッション(情熱)を持つことは、大きなカギだと思う。試合中は、勝利のために全身全霊を捧げてプレーしているからね。とにかくセーフになりたい、その一心なんだ。
走っている時には何も考えていないんだけど、セーフになりたい、あのベースにたどり着きたい、その思いと身体能力が合致した時に、アクロバティックな動きに繋がるんだと思う。間違いなく言えるのは、ああいう走塁をしようと思ってしているんじゃなくて、結果として、アクロバティックな形になってしまうんだよ」
気持ちを全面に押し出しながらプレーする30歳。その情熱が燃え続く限り、これからも数多くの神走塁で沸かせてくれそうだ。(佐藤直子 / Naoko Sato)