今回は100メートルと200メートル自由形で活躍している田中大寛(スポ4=大分・別府翔青)、長牛太佑(スポ3=京都外大…
今回は100メートルと200メートル自由形で活躍している田中大寛(スポ4=大分・別府翔青)、長牛太佑(スポ3=京都外大西)、原空輝(スポ2=東福岡)の三人と対談だ。インカレ(日本学生選手権)に向けて、そしてチームや4年生に対しての熱い思いを語ってくれた。
※この取材は8月15日に行われたものです。
本当に100点満点のよう(原)

今季大きく成長したという原
――田中選手の紹介を長牛選手と原選手からお願いします
長牛 最近僕も自由形と個人メドレーを主にレースで泳いでいるのですが、田中さんは自由型においては、先日の世界水泳(世界選手権)でも日本代表に選ばれてるぐらい、もう日本でもトップのレベルの方なので、そういう先輩と普段から練習で一緒に泳いで切磋琢磨し合えるっていうのは、とてもいい刺激になっています。普段から4年生同士も仲がいいですし、しっかり後輩の面倒も見てくれて、たまにちょっと余計なちょっかいとかも入れてくるような悪ふざけが好きな、でも優しい先輩です。以上です。
原 基本的に太佑さんが言ったような感じなんですけど、やっぱり後輩思いなのがすごくいいところです。よく練習中とかも声をかけてくれるようなすごい優しい先輩で、練習のチームは違うんですけど、こっち側の練習のタイムとか聞いて、今日速かったねみたいなことをよく言ってくれる、人のことをよく見ている先輩なのかなと僕は思いました。以上です。
――紹介を聞いてどうですか
田中 なんか原のはちょっと。もう少しいいこと言ってくれるかなと思ったんですけど、付き合いも長いのに、ちょっと期待外れです。
――長牛選手の紹介をお願いします
原 太佑さんは同じMDチームで一緒に練習をしているんですけど、その中でも多分一番って言っていいぐらい練習が強くて。練習で泳ぐタイムがちょっと周りがついていけないぐらい速いんですよ。そういうストイックな部分もあるし、きついところでもいろんな人に声をかけて、一緒に頑張ろうみたいな雰囲気にさせてくれるので、すごくいいと思ってます。後輩とかにも同じチームだけではなく、他のチームとかにもよく声をかけているので、すごくいい人っていう印象があります。
田中 練習は普段違うのであれですけど、練習以外の面でも練習前のドライだったり、水曜日、土曜日のウエイトだったりとか、水中練習だけでなく陸上トレーニングでも、結果を出すためにどうしたらいいかっていうのをちゃんと理解しながら、自分に何が必要かを考えて行動している姿っていうのは、後輩だけでなく、チームにいい影響を与えているなっていうのはすごく感じています。インカレ前でやっぱりチームの雰囲気って大事になると思うんですけど、こういう長牛の姿勢だったり、もちろん後輩に声をかける姿だったりっていうのは、チームをいい方向に持っていける、重要な、すごい大きい存在なのかなっていうふうに感じています。
――お二人からの紹介を聞いてどうですか
長牛 照れますね。先輩後輩からこういうふうに思われているんだなっていうのは、あんまり実際には聞いたりしないですし、こういう場でしか聞かないので。自分の頑張りが他の人にもいい影響与えられていたらいいのかなと思います。
――原選手の紹介をお願いします
田中 高校生の時から同じ九州出身ということで、種目が被っていて一緒に泳ぐ機会というのはあったんですけどあまり喋る機会や交流はなく、大学に入ってから話したりするようになりました。空輝のいいところは、人間性ですね。もう本当に優しいし、謙虚だしっていう。やはり競技力向上には人間力も備わってないといけないと思いますし、人間力が備わっているからこそ今年はすごい爆発しているので、この勢いのままインカレもかなりいい結果を残してくれると思います。普段の練習でも、声かけももちろんですけど、練習のタイムと姿勢で引っ張る存在なのかなっていうふうには思うので、やっぱり、結果的にかわいいです。
長牛 さっき練習グループが一緒という話もあって、僕のこと練習が強いと紹介してくれたんですけど、それはもう原くんにも言えまして。特に今シーズン入ってからの原くんの活躍ぶりは、チームの中でも群を抜いてすごいなと思っています。それは練習からもすごくいい姿勢っていうのをみんなに見せていると思いますし、苦手な練習にも逃げることなくひたむきに頑張っている姿を間近で見ているので。練習のタイムだったり姿勢が、上級生にもいい刺激を与えてると思いますし、僕も負けてられないという気持ちをいつもくれます。
――紹介を聞いてどうですか
原 嬉しいですね。こんなに意外と見てるんだなっていう感じがします。
――世界水泳について伺いたいのですが、出場した田中選手は自身の泳ぎを振り返っていかがでしたか
田中 直前合宿から慣れない練習メニューだったり、レースが遅くて試合会場での調整だったりで、今まで経験したことない環境、時間というのを経験して、それにあまりうまく対応できていなかったなっていうのは、正直感じているところです。タイムも満足いかなかったですし、悔しい印象のまま終わってはしまったんですが、来年のパリにつながるすごくいい経験にはなったなと思います。自分の考え方というか、今までは自分が代表に入るためにはどうすればいいかっていうのを考えていたんですが、もちろんそれも大事なんですけど、初めて世界のトップの人たちがいる試合を経験して、じゃあ自分がどうやったら世界の速い人たちと戦えるかっていうことを考えるようになったきっかけの試合ではありました。自分にはとてもいい材料になったんじゃないかなと感じています。
――大会を通して印象に残っていることはありますか
試合前にやることはどの選手も変わらないので、早稲田の選手とインカレ前や試合前の雰囲気は別にそこまで変わらないですけど、その日その日でレースがない人とある人、出場する人たちが違うので、その人たちにどういい影響を与えられるかとか、どういった行動をするのかとか、一人一人がチームのために何をするのかというのを、すごく考えているなっていうふうには思いました。さすがトップの選手の集まるチームだなと感じていたので、そこは少し印象深いかなと思っています。
――長牛選手と原選手は大会を見ていて、印象に残った場面はありましたか
長牛 今回は日本代表が不調というか、あまり世界では戦えていなかったのかなという印象が一つと、海外の選手がパリを見据えてこの期間で相当調子を上げてるなっていう印象がありました。日本代表に関しては、ベテランの鈴木聡美(現ミキハウス)選手が十何年ぶりくらい100メートル平泳ぎで自己ベストを更新されて、そんなにベストが出てない期間があったにも関わらず諦めずにトレーニングを積んで、長い時を経てベスト更新できたというのはすごい感動しました。あとは僕と同期の世代の日本代表メンバーが 3、4人くらいはいたので、それも僕としてはいい刺激になりましたし、僕も頑張らないといけないなと思った大会でした。
原 太佑さんと被っちゃうんですけど、鈴木聡美さんのレースがすごく印象的でした。聡美さんは僕と同じクラブで、一応OGっていうかたちなるんですが、中学生の時からあの聡美さんの活躍はずっと見てきたので。その時からもうベストタイムが止まっていたのですが、それでもずっと頑張り続けて15年ぶりぐらいのベストと言ってたので、やっぱり諦めなければいい結果が出るのかなと感じました。あと200の自由形で去年の世界水泳で優勝した選手がいて、その選手が今年は優勝するだろうと予想してたんですが、そんな選手でも調子を崩したりするっていうことがあって、やっぱり世界では何が起こるか分からないなと思いました。
――今季の振り返りをお願いします
田中 日本選手権から始まって、ずっと目標にしていた世界選手権とアジア大会(アジア競技大会)代表の切符を掴めたということで、今まで目標にしてたものを達成できたので、スタートとしてはすごくいいスタートが切れたのかなとは思います。ただ、少し体調を崩した期間があって、満足に練習できない期間はあったんですが、なんとか乗り越えることはできました。夏の世界水泳本番では、いい結果を残せなかったんですけど、今は順調に強化ができてるので、まずはインカレとその後のアジア大会を自分の中で大きな目標として、頑張っていきたいなと思っています。
長牛 僕は日本選手権でユニバーシアード(ユニバーシティゲームズ)の代表を狙っていたんですけど、ベストタイムも出ず、かすりもせずで、情けないところから始まりました。その後の大会で、少しずつ大学1年生の時のベストタイムを更新することができたりして、トレーニングもいいかたちで順調に積めていますし、この前の関東カレッジ(関東学生選手権)でも自分が納得するようなタイムで泳げたので、今シーズンは比較的いいかたちで来れているんじゃないかなと思います。
原 僕も日本選手権ではベストタイムを狙っていたので、 それに関してはベストが約1秒近く伸びたので、すごく良かったと思います。その2週間後ぐらいの春の六大学でも、全種目ベストっていうすごくいい結果で終わっていて。早慶戦でも全種目ベストで、この前あった関東インカレでもベストが出ているので、すごく順調にきているかなと思います。本当に100点満点のような感じがします。自分で言うとあれですけど(笑)。
――主将対談の時に田丸敬也主将(スポ4=大阪・太成学院)が、成績だったり人間性だったりで今季成長した選手に原さんを挙げていました。ご自身で実感はありますか
原 人間性についてはちょっと僕はよく分からないんですが、練習とか試合とかでは引っ張れていたかなとは思います。
――学年が上がって後輩ができたということも影響があったのでしょうか
原 そうですね。後輩ができたので、やっぱり負けたくないなっていうライバル心はありました。
大学の中で一番楽しめたって思えるレース(田中)

最後のインカレではとにかく楽しみたいと語る田中
――インカレに向けて重点的に取り組んでいる課題はありますか
田中 僕は専門が100、200になるので、200をベースに取り組んで100も伸ばすという練習で、世界水泳が終わってからインカレまでのこの1カ月間は、僕はショートサイクルの練習が苦手なので、ショートサイクルの練習の中でも、楽に速く泳げるかというところを重点的にやってきました。コーチの藤井(拓郎競泳監督、平20スポ卒)さんとの面談で、その課題が出て克服のために、すごく順調に強化はできていると思います。そろそろ調整期間に入るので、あまり強化っていう感じではないんですけど、8月に入ってからショートサイクルでの泳ぎ方っていうのは、いい感じに強化ができてきたのかなと思います。
――ショートサイクルというのは具体的にどういった練習なのですか
田中 例えば、50メートル4回のセットがあったときに、1分サイクルでやるとかが普通なんですけど、そこを35秒だったり40秒だったりっていうかなり短いサイクルで泳ぐ練習です。1本泳いであまり休憩がない状態で2本目、3本目を泳ぐ練習が僕は少し苦手だったのですが、世界水泳のレース見てからやはりその練習が必要だと感じて、インカレまでによりいい泳ぎと、いいかたちに持っていけたらいいなと世界水泳が終わってから藤井さんとも話したので、そこを重点的に頑張ってこれたかなと思います。
長牛 僕は200メートルの個人メドレーと200メートルの自由形に出場するので、田中さんが仰っていたように200メートルのメインの練習、スピード持久力を鍛えられるような練習を頑張っています。あとは個人メドレーにも出場するので、4種目の基礎泳力の向上だったり、スピードの向上だったりを意識してインカレまで頑張っていこうと思っています。
原 僕は昔からキックが苦手なんですけど、田中さんがすごくキックが得意な選手で、横で泳いでいても絶対に勝てる気がしないぐらい差があるので、キックの面は追いつけるように去年の冬ぐらいからずっとやってきて、結構成長したので、それを継続して今練習しています。僕は前半が得意で100と200の レースでも、前半は本当に日本のトップと同じぐらいでいけるんですが、後半になるとすごい差が出てしまうので、前半を楽に同じタイムで入るっていうことも大切ですし、後半も泳ぎを崩さずいいタイムで帰ってくるっていう課題もあるので、それを克服するために練習中もそこを意識しながら頑張っています。
――インカレでの出場種目と目標を改めて教えてください
田中 もう4年間同じ種目で、100と200の自由形に出場します。4回目の最後のインカレということで過去3回いろんな経験をしてきて、僕がずっと最後のインカレで決めていたことは、タイム、順位は正直あまり追わないつもりで、どんな結果であれこの先インカレはないので、とにかく大学の中で一番楽しめたって思えるレースを、レースをとにかく楽しむっていうことを一番の目標にしていきたいなと思っています。それができたら結果だったりタイムが多分自ずとついてくるとは思うので、今年は変にタイムや順位は追わずにとにかく楽しみたいなと。もちろん200になると空輝と長牛も同じ種目に出るので一緒に表彰台に上りたいという気持ちもありますし、後輩と同じ目標を持って戦えるっていうレースにもなるので、本当に楽しむっていうことを目標にインカレをやっていけたらいいなと思います。
長牛 個人種目は二つともしっかり決勝に残って、少しでも上の順位を狙えるように、チームに貢献できるように頑張ろうと思っています。最終日の800メートルフリーリレーには、ここの三人は必ずと言っていいほど出ると思うので、800のフリーリレーではメダル獲得、あわよくば優勝を狙って頑張りたいと思います。
原 今年のインカレでは僕は100と200の自由形に出ます。100はメダルを、いや一応優勝は狙っているんですけど、ちょっと厳しいかなと思って。
田中、長牛 (笑)。
原 いやでも、やっぱり絶対に優勝します。絶対に。200はちょっとまだ体力が追いついてないなと感じているので、とりあえず決勝に残っていいタイムでチームに勢いをつけれたなと思います。あと400のフリーリレーでは、今年早稲田大学すごく強いので、そこは絶対に優勝して、学生新で優勝というのを目標にしています。最終日の800リレーは体がきつい状況なんですが、大寛さんもインカレラストレースなので、 勝たせてあげるぐらいの気持ちで頑張っていきたいと思います。
――4年生の皆さんとのエピソードはありますか
田中 4年間一緒に過ごしてきた思い出がもうありすぎて、正直これといって思いつかないですね。普段一緒に生活してる時間と、一緒に練習してるっていうことが思い出になるので。でも最近ちょっと思ったのはインカレが近づくにつれて、例えばオフの日だったり普通の平日の昼だったり、一緒にお昼ご飯食べに行ったりとか外に一緒に出かけたりした時に、これが当たり前だった4年間が、もう少しで当たり前じゃなくなるのかって思うと、一人で勝手に寂しくなりながらみんなと昼ご飯食べていたということがありました。なのでインカレまで、もちろんインカレ終わった後も交流はあるんですけど、今までよりさらにそういった時間を大切にしていきたいなとここ最近また強く思いました。
長牛 僕も同期以外と一番長く関わる代の先輩が今の4年生なので、もちろんその分思い出はありますし、普段の練習だったり一緒にご飯連れてってもらったりとか、そういった何気ない時間がやっぱり楽しかったなって思います。あとそれも1カ月ない日数になってきて、僕もその後は最上級生になるのでこの4年生たちに負けないぐらいでかい背中を後輩たちに示していけるように、頑張りたいなと思います。
原 僕は4年生とは指導される側という関係にあったので、指導していただいた部分はあるんですが、それも人間性を磨く部分ではすごく 大切だったのかなと思います。ちょっと大変だったことはあるんですが、絶対にして良かったなとは思いました。あとは一人部屋なんですけど、結構僕の部屋にいろんな先輩が来てくださって、一緒にゲームしたりとかいろんなお話をしたりとかがあったので、そういった部分がとても楽しかったです。
誰にも負けないトレーニングを積んできています(長牛)

長牛はリレーでの泳ぎに注目してほしいと語った
――早大の注目選手を挙げてください
田中 結論から言うと2年生のバックの村上汰晟(スポ2=兵庫・明石南)が、僕の中では絶対やってくれるなっていうことを思っています。いい意味で試合で変にビビらず、自分のレースができるっていう強さを村上汰晟は持っているので、去年のインカレでも爆発してくれましたし、一緒にメドレーリレーも出て本当に助けられたなっていう印象もあるので。今年も彼は多分バックという種目でチームにいい流れを持ってきてくれると思います。上から目線でもないですし、変に僕が偉そうに言えることではないんですが、期待しちゃうなって思うので、僕の中で注目選手は村上汰晟かなと思っています。もちろんここにいる方たちも注目選手です。ライバルにはなるんですけど、一緒にいい結果を出せたらなとは思います。
長牛 僕は同期の山本拓武(スポ3=千葉・成田)を挙げたいと思います。今シーズン結構いい調子できているというのもありますし、同期として見ても一選手として見ても尊敬できる部分は多いですし、ここぞという場面の勝負強さだったり精神力だったりは早稲田でもトップの方だなと思います。結構熱い男でもあるので、4年生との思い出だったり、チームでの思い出っていうのを、泳ぎやタイムで示してくれる選手じゃないかなと思います。
原 僕は1年生の新開誠也(スポ1=鹿児島情報)に期待しています。彼は練習中もストイックに取り組んでいますし、私生活ではちょっと抜けてるというかそういう部分あるんですが、ずっと頑張ってきているので、すごく応援したいっていう気持ちになるんですよ。筋トレとかしていても、お互いに煽って一緒に頑張るみたいなことをしているので、お互いにいい結果が出せたらなと思ってます。
――長牛選手は他の複数の選手から注目選手に選ばれていましたが、調子の良さは感じていますか
練習は誰にも負けないトレーニングを積んできていますし、自分でもかなり自信にはなってるので、インカレという学生で一番大きい大会でチームにしっかり貢献できるようにしたいと思ってます。
。
――今回のインカレへの気持ちを一言で表すならどんな言葉を選びますか
長牛 「恩返し恩送り」ということで、まあ、ありきたりですけど(笑)。やっぱり一番お世話になった先輩方に恩返しがしたいです。結果でも応援でもそうですし、恩返ししたいというのと、もらった恩を今度は後輩にも送っていけるようなインカレにしたいなって思います。
原 一言は「結果で鼓舞する」にします。4年生の方とは結構長く関わってきたので、やっぱり恩返しっていうのはあるんですけど、去年より強くなったところを見せたいなと思います。最後、最高の結果で終わってほしいと思っているので、自分が活躍して、リレーとかでもいいタイムを出して勝たせてあげたいなと思います。
田中 いろんな意味を込めて「最高の結果で」にします。もちろんレースの結果であったりとかは入るとは思うんですが、いろんな意味っていうのは、僕も4年目でいろんなインカレの思い出もありますし、リレーであったり個人種目で、たくさん悔しい思いをしてきて、リレーでは特に悔しい思いをしたという印象が強いので、後輩の力を借りて、リレーメンバーで最後表彰台の上に立って、笑顔で終わるというのが一つあります。あとは引退レースになる同期が自己ベストで終わって、僕はちょっと泣くかもしれないんですけど、いい涙で終われるように。あとは後輩が全員ベスト出して、チームがもう本当にいいかたちで最高の結果で終われるというのが、僕からしたらこう一番本当に良かったなって思うインカレになると思うので。自分の結果だけではなく、後輩、同期の結果の結果っていう全てをひっくるめて、最高の結果で終われたらいいなと思います。
――自身の注目ポイントを聞かせてください
田中 僕の今年のインカレのテーマが、結果を追わず楽しむっていうことを一番にテーマとして置いているので、レース自体ももちろん注目してほしいんですが、決勝に入場する時に笑顔で入場したりだとか、泳ぐまでにすごく楽しんでいるなっていうのを見てほしいです。楽しんでいるというのを僕は前面に出せたらいいなと思うので、リレーだったりとかも、硬くない笑顔の表情で入場しているところを見てほしいなって思います。もちろんメインはレースなので、積極的に田中がいっているなとかっていうのも見てほしいんですけど、レースよりかは、今は僕の表情だったりに注目してほしいなと思います。
長牛 個人でいい結果を出すのはもちろんなんですが、やっぱりチームに対する思いだったりが一番出るリレー種目で。もうリレーというだけで僕はすごい気持ちが上がりますし、タイムもそれに伴って上がるタイプなので、 リレーでの長牛太佑を注目してほしいなと思います。
原 僕の持ち味が前半から積極的にいけることなので、本当に見ていて気持ちがいいようなレースをしたいと思います。後半はバテバテにはなるんですけど、そこは踏ん張って、前半から見て盛り上がるようなレースをしていきたいと思います。いや、リレーはさすがに前半からはいかないと思うんですが、でもリレーも僕強いと思うので、リレーでの活躍も見てほしいなと思います。
田中 なんでバテる前提なんだよ(笑)。
原 もたないですよ、あんな突っ込み方したら。
田中 突っ込み方が悪いんだよ(笑)。
――最後に読んでくださっている方に向けてインカレでの見どころをお願いします
田中 今年の早稲田の1、2、3、4年全部が、早稲田っていうチームが過去4年間で最強なんじゃないかと。僕が4年間早稲田にいて、本当に過去最強なんじゃないかなって思うので、もう全学年全てのレースをぜひ見てほしいなと思います。今年の早稲田強いなって、僕たち選手が思わせることができると思うので、今年の早稲田は本当に強いっていうのをインカルで示したいと思います。
長牛 僕も同じになっちゃうんですが、本当に今シーズンはみんないい調子できてますし、いいトレーニングを積めてると思います。男女共に早稲田がいい結果出るんじゃないかなって思うので、男子、女子、種目、リレー問わず、いろんなレースで早稲田の選手が決勝で戦う、メダルを取るっていうところが見れると思うので、全部に注目してインカレを楽しんでもらいたいなと思います。
原 僕は4年生に注目してほしいと思います。やっぱり引退する選手も結構いるので、これまで長く続けてきた水泳をこの試合で終わりっていうかたちになるので、その最後の集大成をみんなで見届けてほしいなと思います。絶対にかっこいい姿で終わってくれるので、そこにみんなで注目してほしいです。
――ありがとうございました!
(取材・編集 新井沙奈)
◆田中大寛(たなか・たいかん)
168センチ。大分・別府翔青高出身。スポーツ科学部4年。対談の中で何度もチームメイトについて言及していた田中選手。インカレではレースだけでなく、大会自体を楽しんでいる姿に注目です!
◆長牛太佑(ながうし・だいすけ)
177センチ。京都外大西高出身。スポーツ科学部3年。最近育てていたアサガオが咲いたという長牛選手。特にリレーでチームへの思いとともに泳ぐ姿は必見です!
◆原空輝(はら・たかき)
178センチ。東福岡高出身。スポーツ科学部2年。今季目覚ましい成長を遂げた原選手。前半から飛び出すような積極的な泳ぎが見どころだそうです!