8月25日にフィリピンのマニラ、日本の沖縄、インドネシアのジャカルタで幕を開けた「FIBAバスケットボールワールドカップ20…

 8月25日にフィリピンのマニラ、日本の沖縄、インドネシアのジャカルタで幕を開けた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」は、大会3日目を終えてアップセットがいくつも起こっている。

 大会直前の23日に『FIBA』はワールドカップの出場国パワーランキング第3弾を発表。だが3位のフランス代表(FIBAランキング5位)は25日に5位のカナダ代表(同15位)、27日に14位のラトビア代表(同29位)に敗戦。

 27日にはホームの日本代表が26位(同36位)ながら、12位のフィンランド代表(同24位)を相手に最大18点ビハインドを挽回して98-88で勝利を飾り、世界を驚かせた。


 すると『FIBA』のワールドカップ公式X(旧Twitter)アカウントは28日の深夜1時56分にパワーランキング第3弾の画像とともに、それをごみ箱へ削除する画像を投稿。予期せぬ展開の連続で大盛り上がりを見せている一方、大会前にパワーランキングを発表した側としては悩ましいところなのだろう。

 とはいえ、ワールドカップは一発勝負。現在行われているグループフェーズのファーストラウンドを突破してセカンドラウンドへ進めなくても順位決定戦があるとはいえ、何が起こるか分からないだけに、今後も予想を覆すアップセットが実現するか注目していきたい。

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