WTTコンテンダーリオデジャネイロ<8月7日~13日/ブラジル> 12日、男子シングルス準決勝で松島輝空(木下アカデミー/世界ランク134位)がチョ・スンミン(韓国/同38位)をゲームカウント3-2で破り、決勝進出を果たした。

予選を勝ち上がり、本戦1回戦からフレイタス(ポルトガル)、イ・サンス(韓国)、そして五輪で2度シングルス銅メダルを取った元世界1位のオフチャロフ(ドイツ)を下した16歳の松島。昨季韓国リーグMVP男と対戦した。

第1ゲームから、火の出るようなサウスポー同士の打ち合い。最後はハーフロングのツッツキを決めた松島が19-17で先制する。だが第2ゲームは終盤で突き放され、7-11で落とす。

3ゲーム目はカウンターを再三決めた松島が11-6で奪えば、第4ゲームは再びチョが取り返す接戦。

最終第5ゲームは松島が先に7-3とするが、すぐさまチョも追いつく。だが縦回転サーブの変化でチョを追い詰め、最後はラッキーなエッジボールで松島が競り勝った。

決勝では、世界卓球2019シングルス銀のファルク(スウェーデン/同24位)と対戦する。


<松島輝空 勝ち上がり>

■準決勝
松島輝空 3-2 チョ・スンミン(韓国・38位)
19-17/7-11/11-6/8-11/13-11

■準々決勝
松島輝空 3-2 オフチャロフ(ドイツ・10位)
11-8/6-11/11-8/4-11/11-9

■2回戦
松島輝空 3-1 イ・サンス(韓国・27位)
9-11/11-8/13-11/11-9

■1回戦
松島輝空 3-1 フレイタス(ポルトガル・22位)
11-7/7-11/11-4/11-9

■予選3回戦
松島輝空 3-0 ペレス(スペイン・460位)
11-8/11-5/11-8

■予選2回戦
松島輝空 3-0 モンテイロ(ポルトガル・132位)
11-7/11-1/13-11

■予選1回戦
松島輝空 3-0 ボボチーカ(イタリア・69位)
11-4/11-8/11-6