2019年のラグビーワールドカップを見据え、早ければ来季からサンウルブズ(スーパーラグビー日本チーム)に加入すると見られているリーチ マイケルが、現在所属するチーフス(ニュージーランド)を去る前に、4年ぶりの優勝へ向けて調子を上げてきた。…

 2019年のラグビーワールドカップを見据え、早ければ来季からサンウルブズ(スーパーラグビー日本チーム)に加入すると見られているリーチ マイケルが、現在所属するチーフス(ニュージーランド)を去る前に、4年ぶりの優勝へ向けて調子を上げてきた。

 シーズン中盤は連戦の疲労によりパフォーマンスの低下が心配されていたリーチだが、6月のインターナショナルマッチ期間中に日本代表として3試合を戦ったあと、休養をはさみ、再開したスーパーラグビーのレギュラーシーズン最終節(7月15日、ブランビーズ戦)で活躍。NO8で先発したリーチは11点リードで迎えた後半30分、左へ展開されてきたボールを大外でもらうと、タッチライン際を振り切ってインゴールに飛び込み、大きな追加点を挙げて28-10のチーフス勝利に貢献した。

 同日、ニュージーランド・カンファレンスの2位を争っていた昨季王者のハリケーンズが今季全勝中だったクルセイダーズを31-22で下したため、チーフスは同3位(全体の6位)でのプレーオフ進出が確定。次週おこなわれる準々決勝では、南アフリカのケープタウンに乗り込み、アフリカ1・カンファレンス首位(全体3位)のストーマーズと対戦することが決まった。

 ハリケーンズは、オーストラリア・カンファレンスを制したブランビーズ(全体の4位)が待つキャンベラで準々決勝。

 そのほか、ニュージーランドのクルセイダーズとハイランダーズ、南アフリカのライオンズとシャークスがプレーオフ進出を決めており、残り2つの準々決勝カードは、日本時間16日におこなわれるシャークス対ライオンズ戦のあと確定となる。