米「CBSスポーツ」電子版が、恒例の「MLBトップ100プレーヤー」を発表。前半戦終了時点での選手“格付け”ランキングで、レンジャーズのダルビッシュ有投手が前回から大幅にランクアップした。さらに、長期離脱中のマイク・トラウト外野手(エンゼル…

米「CBSスポーツ」電子版が、恒例の「MLBトップ100プレーヤー」を発表。前半戦終了時点での選手“格付け”ランキングで、レンジャーズのダルビッシュ有投手が前回から大幅にランクアップした。さらに、長期離脱中のマイク・トラウト外野手(エンゼルス)が不動の1位から陥落。あの“超新人”がついに、メジャーリーガーの頂点に立った。

■前半戦終了時点での“格付け”ランキング、ダルビッシュは「素晴らしいシーズン」

 米「CBSスポーツ」電子版が、恒例の「MLBトップ100プレーヤー」を発表。前半戦終了時点での選手“格付け”ランキングで、レンジャーズのダルビッシュ有投手が前回から大幅にランクアップした。さらに、長期離脱中のマイク・トラウト外野手(エンゼルス)が不動の1位から陥落。あの“超新人”がついに、メジャーリーガーの頂点に立った。

 4月終了時点で83位、5月終了時点で78位だったダルビッシュは、今回のランキングで51位と“格付け”された。援護に恵まれず、6勝8敗と黒星が先行しているが、防御率3.49はリーグ9位。ボールが飛びやすいとされる打者有利の本拠地で結果を残している。

 寸評では「フリーエージェントになる選手にとっては、素晴らしいシーズンのように思える。19試合に先発し、ダルビッシュは118回1/3で防御率3.50、奪三振125を記録している。彼が健康であるところが非常に大きいだろう」と評価。6年契約の最終年となる右腕は、FAとなれば大争奪戦が繰り広げられると見られている。日本人では唯一のランクインとなった。

 そして、長期離脱中のトラウトが17位まで順位を下げた中、1位に立ったのはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手。5月終了時点で2位までランクを上げていたが、ついにメジャーNO1選手との評価を受けた。

■ジャッジは「球界最高のプレーヤー」、MLB選手のトップ20は?

 前半戦終了時点で今季メジャートップの30本塁打、ア・リーグ3位の打率.329、同2位の66打点をマーク。OPS(出塁率+長打率)は1.139と驚異の数字を誇る新たなスーパースターは「この25歳の巨像は本塁打とOPS+でメジャーをリードしている。また、右翼で素晴らしい守備を見せている。彼は現在、球界最高のプレイヤーである」と絶賛された。3冠王や、2001年のイチロー外野手(当時マリナーズ)以来となる史上3人目の新人王&MVPのダブル受賞にも期待がかかる。

 なお、「CBSスポーツ」が発表したMLBトッププレーヤーのベスト20は以下の通りとなっている。

20、ザック・コザート内野手(レッズ)
19、コリー・シーガー内野手(ドジャース)
18、ノーラン・アレナド内野手(ロッキーズ)
17、マイク・トラウト外野手(エンゼルス)
16、ブライス・ハーパー外野手(ナショナルズ)
15、アンソニー・レンドン内野手(ナショナルズ)
14、ジェイソン・バルガス投手(ロイヤルズ)
13、アンドレルトン・シモンズ内野手(エンゼルス)
12、ムーキー・ベッツ外野手(Rソックス)
11、バスター・ポージー捕手(ジャイアンツ)
10、ジャスティン・ターナー内野手(ドジャース)
9、ジョージ・スプリンガー外野手(アストロズ)
8、クレイトン・カーショー投手(ドジャース)
7、クリス・セール投手(レッドソックス)
6、ジョーイ・ボット内野手(レッズ)
5、ポール・ゴールドシュミット内野手(Dバックス)
4、ホセ・アルトゥーベ内野手(アストロズ)
3、マックス・シャーザー投手(ナショナルズ)
2、カルロス・コレア内野手(アストロズ)
1、アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)(Full-Count編集部)