パリ五輪日本代表選考会・全農CUP東京大会(7月22~23日/東洋大学赤羽台キャンパスHELSPO HAB-3)23日、女子シングルス準決勝で早田ひな(23=日本生命)が大藤沙月(19=ミキハウス)をゲームカウント4-1で破り、決勝に進出し…

パリ五輪日本代表選考会・全農CUP東京大会(7月22~23日/東洋大学赤羽台キャンパスHELSPO HAB-3)23日、女子シングルス準決勝で早田ひな(23=日本生命)が大藤沙月(19=ミキハウス)をゲームカウント4-1で破り、決勝に進出した。

パリ五輪選考ポイントランキングで独走する早田に対し、大藤は12位。もう負けられない一戦で日本のエースに挑む。

ラリーの早い段階で勝負を仕掛ける大藤。だが広角に、緩急を付けてボールを送る早田が、第1ゲームは11-8で先制する。2ゲーム目も早田のリードを大藤が追いつくが、9-9の場面で大藤のロングサーブを破った早田がここも11-9で奪う。

大藤沙月 PHOTO:Itaru Chiba

大藤がパワードライブを放っても、フォア側いっぱいに早田のカウンターが飛んでくる。3ゲーム目は11-5で早田が奪うが、第4ゲームは3-6から大藤が一気の攻めで11-7と逆転で取り返す。

だが打ち合いとなった第5ゲームは、攻守で一枚上手の早田が押し込む。大藤をロビングに追い込むシーンも増え、最後はフォアハンドを突き刺して勝利を飾った。

決勝は伊藤美誠(22=スターツ)と平野美宇(23=木下グループ)の勝者との対戦となり、2000年生まれの黄金世代がぶつかり合う。

<全農CUP東京大会 女子シングルス準決勝>
早田ひな 4-1 大藤沙月
11-8/11-9/11-5/7-11/11-8