熱戦が注目される第105回全国高校野球選手権・千葉大会は、ベスト16が出揃った。今夏、Aシードだった木更津総合、習志野、中央学院、専大松戸が全て残るなか、千葉の新鋭・光英VERITASの健闘もあり、151キロの右腕・早坂を擁する幕張総合がサ…

熱戦が注目される第105回全国高校野球選手権・千葉大会は、ベスト16が出揃った。今夏、Aシードだった木更津総合、習志野、中央学院、専大松戸が全て残るなか、千葉の新鋭・光英VERITASの健闘もあり、151キロの右腕・早坂を擁する幕張総合がサヨナラ勝ちでフィニッシュする、見応え抜群の展開となった。

連覇を狙う市立船橋は、流通経大柏との一戦で最大9点差からの大逆転で10-9の劇的勝利をおさめている。

亡き吹奏楽部員の魂受け継ぐ神応援曲「市船soul」そのものに、四回に5点を奪い反撃の狼煙を上げると、七回に3点を追加し1点差へ。八回には犠飛で9-9の同点へ。九回に田中の本塁打で勝ち越し、16強入りを果たした。昨夏、大きな話題を振りまいた「市船soul」は、この夏も千葉の青空に天高く鳴り響いたようだ。

第105回全国高校野球選手権・千葉大会のベスト16校は、以下。木更津総合、東京学館浦安、千葉黎明、千葉商大附、市立船橋、千葉学芸、千葉明徳、習志野、専大松戸、幕張総合、八千代松陰、拓大紅陵、東京学館、光英VERITAS、志学館、中央学院。

文/スポーツブル編集部