7月9日、J2リーグ第25節が行われ、ロアッソ熊本はアウェーでブラウブリッツ秋田と1−1で引き分けた。その先制ゴールと…

 7月9日、J2リーグ第25節が行われ、ロアッソ熊本はアウェーでブラウブリッツ秋田と1−1で引き分けた。その先制ゴールとなったMF竹本雄飛の弾丸シュートに絶賛の声が集まっている。

 前半7分だった。熊本が左サイドから攻撃を仕掛け、FW松岡瑠夢のドリブル突破で相手陣内に攻め込むと、切り返しから右前方のMF平川怜にパスを送る。その平川が反転しながら溜めを作って右後方にボールを落とすと、左サイドの位置から中央に入り込んだ竹本が、細かいステップを踏んでから、ダイレクトで右足を思い切りよく振り抜いた。

 ゴールまでの距離は約25m。ペナルティーエリアの倍近くの距離から放たれたシュートは、唸りを上げるようにゴール右上の隅へ一直線に突き刺さった。DAZNの中継で実況を務めた竹島知郁アナウンサーが「この位置からシュート!」と大声を張り上げると、解説の柱谷哲二氏も「うおおお!」と思わず叫ぶほど、驚きの弾丸ロングシュートだった。

 そして、この竹本のゴールはファンの間でも話題となり、SNS上でファンから以下のようなコメントが寄せられている。

「これはベストゴール候補」
「ゴラッソすぎる!」
「これ入れるか…すげぇ」
「竹本選手のパンチ力やべぇ!」
「あかん、竹本が見つかってしまう」

■広島ユース出身、万能性が魅力の25歳

 竹本は広島県出身の現在25歳。サンフレッチェ広島の下部組織で育ち、立命館大学を経て2020年に熊本に加入した。そして3年目の昨季、主力に定着してリーグ戦38試合に出場して5得点をマーク。本職はボランチだが、左右のサイドMFやトップ下のポジションでのプレー可能な万能性を持ち、今季ここまで全試合に出場しており、この得点が今季初ゴールだった。

 後半終了間際に同点弾を許して惜しくも引き分けに終わった熊本は、第25節まで終えて勝点32(8勝8分け9敗)の22チーム中11位。J1昇格プレーオフ出場圏内の6位までは勝点差9となっている。

 昨季はJ2で4位だっただけに、まだまだ上を目指せる力はあるはず。年間ベストゴール級のスーパーゴラッソ弾を決めた竹本が、チームを浮上させることができるか。今後の働きにも注目が集まる。

いま一番読まれている記事を読む