WTTスターコンテンダーリュブリャナ<7月3~9日/スロベニア> 8日、女子シングルス準々決勝で伊藤美誠(スターツ/世界ランク7位)が蒯曼(中国/同33位)を破り、準決勝に駒を進めた。伊藤と初対戦の蒯曼は、2021年世界ユースU-19で3冠…

WTTスターコンテンダーリュブリャナ<7月3~9日/スロベニア> 8日、女子シングルス準々決勝で伊藤美誠(スターツ/世界ランク7位)が蒯曼(中国/同33位)を破り、準決勝に駒を進めた。

伊藤と初対戦の蒯曼は、2021年世界ユースU-19で3冠を果たすなど、10代世界最強格の中国次期エース候補。日本勢を苦しめる新星に対し、実績上位の伊藤が貫禄を示せるか。

第1ゲームは伊藤が2点を取ったあと、立て続けに5連続失点をさせられる苦しい展開。蒯曼のフォアストレートへのエースボールでノータッチも許し、8-11で先制を許す。

蒯曼 Photo:World Table Tennis

だが伊藤の変化サーブからの速攻が決まり、逆に伊藤は蒯曼のロングサーブをレシーブエースで破る。第2ゲームは11-4で奪い、3ゲーム目も7-3とリードしたあとに蒯曼のカウンター攻勢で猛追されるが、伊藤はサーブレシーブの強さで13-11で取り切る。

第4ゲームは両サイドを突く蒯曼に1-6とビハインドを背負うが、伊藤の狙い澄ました両ハンドが蒯曼のコートに突き刺さり逆転。最後はバックハンドで決めて11-8で奪い、勝利を果たした。

<WTTスターコンテンダーリュブリャナ 女子シングルス準々決勝>
伊藤美誠 3-1 蒯曼(中国)
8-11/11-4/13-11/11-8