WTTスターコンテンダーリュブリャナ<7月3~9日/スロベニア> 7日、女子シングルス3回戦で早田ひな(日本生命/世界ランク8位)が張本美和(木下アカデミー/同16位)を下し、準々決勝に進出した。全日本3冠、世界卓球で2つのメダル。パリ五輪…

WTTスターコンテンダーリュブリャナ<7月3~9日/スロベニア> 7日、女子シングルス3回戦で早田ひな(日本生命/世界ランク8位)が張本美和(木下アカデミー/同16位)を下し、準々決勝に進出した。

全日本3冠、世界卓球で2つのメダル。パリ五輪選考レースでも独走するなど、日本のエースの座を固める早田。その壁に何度もはね返されてきた15歳の張本は、悲願の勝利をめざす。

まず第1ゲーム、果敢に攻めた張本が5-1とするが、堅実に対応した早田がじわじわと迫り、12-10と逆転で先制する。

張本美和 Photo:World Table Tennis

巻き返したい張本は2ゲーム目、ロングサーブを交えたミドル攻めで応戦するが、崩れない早田が終盤で突き放して11-6でここも取る。

第3ゲームも逆を突いたロングサーブでのエースから、中後陣で粘っての得点まで、早田の強さが目立つ。そのまま一気に11-4で奪って勝利を決めた。

今日が23歳の誕生日だった早田。超新星を破ってのバースデー勝利を挙げた。準々決勝では、孫穎莎と何卓佳(ともに中国)の勝者と対戦する。

<WTTスターコンテンダーリュブリャナ 女子シングルス3回戦>
早田ひな 3-0 張本美和
12-10/11-6/11-4