WTTコンテンダーザグレブ<6月26日~7月2日/クロアチア> 7月1日、女子シングルス準決勝で平野美宇(木下グループ/世界ランク21位)が蒯曼(中国/同22位)をゲームカウント3-1で下し、決勝進出を果たした。準々決勝で劉瑋珊(中国)を破…

WTTコンテンダーザグレブ<6月26日~7月2日/クロアチア> 7月1日、女子シングルス準決勝で平野美宇(木下グループ/世界ランク21位)が蒯曼(中国/同22位)をゲームカウント3-1で下し、決勝進出を果たした。

準々決勝で劉瑋珊(中国)を破った平野。対する蒯曼は2021年世界ユースU-19を制し、国際大会の勝率は約86%と驚異の19歳だ。

第1ゲームから競り合う両者。平野は先に10-8とリードするも、終盤の打ち合いで押され11-13で先制される。

蒯曼 Photo:World Table Tennis

一転、2ゲーム目はラリーに行く前にドライブ一発で平野が次々と決めて、11-4で取り返し、第3ゲームも平野が8-3とリード。積極性を出した蒯曼に猛追されるが、11-8で逃げ切る。

4ゲーム目も平野のループドライブが蒯曼のミスを誘発。さらにフォアのスピードドライブを軸に10-6とし、ここから10-9まで詰め寄られるが、最後はバックドライブを決めて中国勢を連破した。

<WTTコンテンダーザグレブ 女子シングルス準決勝>
平野美宇 3-1 蒯曼(中国)
11-13/11-4/11-8/11-9