WTTコンテンダーチュニス<6月20~25日/チュニジア> 24日、女子シングルス準決勝で張本美和(木下アカデミー/世界ランク25位)が長﨑美柚(木下グループ/同30位)をゲームカウント3-2で破り、決勝進出を果たした。

Tリーグの優勝チーム、木下アビエル神奈川で共闘する2人。2022年9月の全農カップ福岡大会の同カードでは長﨑が4-2で勝利している。

第1ゲームは7-7の勝負どころで、バックを突いて2点取った長﨑がそのまま11-8で先制。次も11-11の場面から2本サーブレシーブを決めた長﨑が奪う。

長﨑美柚 Photo:World Table Tennis

3ゲーム目も5-3と長﨑がリードして、張本がタイムアウト。ここから攻撃の圧力を強めた張本が6連続ポイントで息を吹き返し、11-7に到達して1つ返す。

次の第4ゲームもミドルを軸に攻めた張本が11-7で奪い、最終第5ゲームも張本が6-2とリード。長短のツッツキをうまく使った長﨑が9-9に追いつくが、自分から仕掛け続けた張本が13-11でここも制した。

張本美和15歳が、ゲームカウント0-2、スコア3-5の場面から大逆転勝利を飾った。決勝は韓国の18歳、シン・ユビンとの対戦となる。 <WTTコンテンダーチュニス 女子シングルス準決勝>
張本美和 3-2 長﨑美柚
8-11/11-13/11-7/11-7/13-11