開催は引き続き「東京・阪神・函館」の3場。 東京・阪神競馬場の前半戦開催はこれで終了。来週からは本格的な夏のローカル…
開催は引き続き「東京・阪神・函館」の3場。
東京・阪神競馬場の前半戦開催はこれで終了。来週からは本格的な夏のローカル競馬も始まる。前半戦の締めくくりとなるのがGI宝塚記念(阪神・芝2200m)である。
今年も多くのGIホース、実力馬たちが大集合した。なんとしても馬券は当てたい前半戦の締めくくりレース。今週も過去10年データを使ってレース傾向や馬券ヒントを探っていこう。
1.過去10年、上位人気馬3頭で7勝だけど…
まずはいつものように、人気上位馬の過去の成績チェックから。
過去10年、1番人気馬は2勝。ゴールドシップ(14年)、クロノジェネシス(21年)だけ。成績は【2-2-1-5】。結果はまあまあというところで決して良くはない。しかも15年ゴールドシップ(15着)、17年キタサンブラック(9着)など、単勝オッズ1倍台の超人気馬が大敗してきたという歴史もあり。ちなみに単勝1倍台での勝利は21年クロノジェネシスのみ。今年のイクイノックスがどれだけの人気になるかには注目だ。
ちなみに2番人気馬は過去10年で3勝。成績は【3-0-2-5】。3番人気馬は【2-0-0-8】。上位人気3頭以外の3勝分、6、7、8番人気馬が1勝ずつ。9番人気以降の馬は過去10年での勝利はない。
一方、9番人気以降で、馬券圏内になっている馬は過去10年で6頭。うち10番人気以下の馬は2着2回、3着3回あり。軸はともかく、相手には人気薄を絡めていくのは馬券作戦としては正攻法になるだろう。
2.8枠圧倒時代は終焉へ…?
かつて宝塚記念といえば、8枠が抜群の成績を収めていた。過去10年、特に13から20年の8年間だけで、8枠の馬が7勝しているのだ。
10頭ちょっとの少頭数になることも多い宝塚記念だが、20年の時は18頭立てながら大外馬が勝っているのだから、レース傾向としては8枠有利となっている。
しかし近2年、この8枠勢は馬券に絡まず。一転して、馬番10番までの内枠馬だけで上位が占められていた。8枠全盛時代は終焉となってしまったのだろうか…。
だが過去10年、8枠で馬券圏内になっている9頭は「すべて8番人気以内だった」という事実もアリ。今年の8枠馬たちがどうなるかには要注目だ。
3.圧倒の関西勢?
次に関東と関西の比較。1着馬は過去10年で関東3勝・関西7勝。昨年は5年ぶりに関東馬のタイトルホルダーが勝利した。
それ以外で、勝利している関東馬は16年マリアライト&17年サトノクラウンだけ。馬券圏内30頭の東西比となると、東:6頭、西:23頭(ほか1頭は海外馬)で関西勢圧倒のレースには変わりない。
昨年に続き、今年も関東馬イクイノックスの人気は確実。16、17、22年のようにワンツーを関東馬で独占することができるのか。それとも関東人気馬総崩れという大波乱もあるのだろうか?
4.前走1着馬連敗現象はもう大丈夫?
最後に前走からのローテについて。
これは過去10年、前走GI天皇賞春から4頭の勝馬が出ている。しかも2、3着にもよく絡んでいるので「前走天皇賞春組」は今年も当然ながら注意しておきたい。特に天皇賞春7着くらいまでならばまったく問題なし。一番着順悪かった天皇賞春10着デニムアンドルビー(15年)も宝塚記念では2着になっている。
あとは前走GI大阪杯組が2勝、GIII鳴尾記念、GII目黒記念、GIクイーンエリザベスIIカップ、GIドバイシーマクラシックからがそれぞれ1頭ずつ勝っている。かなり幅広い。まあこのローテからの絞り込みは難しいだろう。
しかし昨年指摘したのは、「前走1着馬」というのがあまり勝てていないという現象。勝てていたのは15年前走鳴尾記念1着ラブリーデイだけだったが、昨年のタイトルホルダーがそのジンクスを破ってくれた。今年の上位人気馬で前走1着タイプはもう大丈夫なのかも!?
(netkeiba編集部)