三河の新ヘッドコーチに就任したリッチマン氏。33歳の若き指揮官はどういったチームを作るのか楽しみだ(C)Getty Im…

 

三河の新ヘッドコーチに就任したリッチマン氏。33歳の若き指揮官はどういったチームを作るのか楽しみだ(C)Getty Images

 

 6月15日、来季よりシーホース三河のヘッドコーチとして指揮を執る、ライアン・リッチマン氏の就任記者会見が行われた。リッチマン氏はNBAのウィザーズで戦術、分析等を担当するなど指導者としてのキャリアを積んできており、昨季はアシスタントコーチを務めた。また、若手育成にも定評があり、Gリーグでのヘッドコーチの経験も持つ。

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 リッチマンHCは就任会見冒頭より、今季までチームを率いていた鈴木貴美一前HCについて語っており、28年間指揮を執ってきた前任者に対し「跡を引き継ぐことは光栄に思っている」とコメント。続けて「築き上げられてきた業績に感謝し、さらに積み上げていけるように、スタッフ、選手と共にワクワクしていきたい」と意気込みを述べた。また「シーホース三河は歴史的にもすばらしいチームだと思っており、さらに高めていくために貢献していきたい」としてチームに対しても敬意を表している。

 チームを率いることへの具体的なビジョンとしては、指導者としてのキャリアをスタートさせることとなったビデオ分析を今後も続けていきたいと見通すとともに「ヘッドコーチという立場でも、常にフロアでプレーヤーと向き合っていく」と語っており、「スタッフが成長すること」「(問題点などについて)毎日、改善できていることが感じられることが大事」と見解を示した。

 また、ウィザーズでは八村塁(現レイカーズ)の指導にも携わってきたリッチマンHCは、日本人の印象が「スキルが高く、努力し、ハードワークを続ける」であると述べ、八村を指導してきたことで得た経験により、三河での指導に活かせることが多いとも明かしている。

 新天地でのHC就任にあたり、終始、謙虚な意識が伝わるコメントを発していたリッチマンHC。会見の途中では「どんな環境でも『学ぶ』ということを重要視してきた」と自身のキャリアを振り返り、その上で「NBAがすべてとは思っていない。国際的な舞台で学ぶことも多いと感じており、組織としていろんな考えをブレンドして、最終的なゴールに到達したい」と新しい目標を見据え、言葉に力を込めた。

 会見の場では「改善」という言葉も多く聞かれ、「皆様から学ばせて頂きたい」といった言葉も投げかけていたリッチマンHC。人間味あふれる、経験豊かな指導者がどんな景色をみせてくれるか、三河の新シーズンが非常に楽しみだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

 

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