第105回全国高校野球選手権記念神奈川大会は7月7日に横浜スタジアムで開会式があり、8日から各地で試合が始まる。6月10日には組み合わせ抽選が行われ、167チームの対戦相手と、2回戦までの会場と時間が決まった。 春の県大会16強のチー…

第105回全国高校野球選手権記念神奈川大会は7月7日に横浜スタジアムで開会式があり、8日から各地で試合が始まる。6月10日には組み合わせ抽選が行われ、167チームの対戦相手と、2回戦までの会場と時間が決まった。

春の県大会16強のチームがシード権を獲得。第1シードは慶応、相洋、横浜隼人、東海大相模の4校だ。注目は春夏連続の甲子園出場を狙う慶応。圧倒的な打力が持ち味の慶応は春の県大会では5試合で44得点を記録。打線の中心は丸田湊斗や長打力が武器の渡辺千之亮。そして、元プロ野球選手の清原和博氏を父に持つ、清原勝児にも注目だ。父親譲りの抜群のバッティングセンスとスケール感で打線を盛り上げる。今大会でもこの強力打線の打力を爆発させることができるか。また、選抜大会で好投した小宅雅己を筆頭に、松井喜一や左腕の鈴木佳門と投手層も厚く、チームとしての層の厚さで優勝を狙っていく。

相洋は投手力に強みがあるチームだ。ベスト8に入った関東大会では、140キロを超えの速球を誇る大谷祇人に加え、大場智仁、中島翔人の3投手が好投を見せた。今大会でも、3投手のピッチングに期待がかかる。打線では捕手の渡邊怜斗の勝負強い打撃に注目だ。投打で強みを出すことが出来れば、優勝も見えてくるはずだ。

横浜隼人はエース石橋飛和に注目だ。春季大会では先発ピッチャーとして何度も登板し、好投を見せた。特に準々決勝では7回を投げて自責点1の好成績を残している。今大会でも石橋の好投に期待したい。

東海大相模は破壊力のある打線が特徴だ。中軸の及川将吾に加え、プロ注目の山内教輔、大砲タイプである松本ジョセフなど逸材が揃う。全国レベルの破壊力を誇る打線が繋がれば、甲子園も見えてくるはずだ。

春8強で敗れてしまい、今大会での巻き返しを誓う横浜にも注目だ。神奈川No.1左腕と評される杉山遙希の投球には期待がかかる。1年時から甲子園を経験するエースがチームを3連覇に導くことができるか。

ハイレベルなチームと選手が揃う神奈川大会。激戦必至の今大会を制し、甲子園行きの切符を掴むのはどのチームか!?

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(スポブル編集部)