慶大・廣瀬は通算18発、明大・上田は3度目のベストナイン受賞 東京六大学野球の春季リーグ戦は30日に全日程を終了。ベスト…

慶大・廣瀬は通算18発、明大・上田は3度目のベストナイン受賞

 東京六大学野球の春季リーグ戦は30日に全日程を終了。ベストナインが決定した。3連覇を達成した明大からは村田賢一投手(4年)ら5選手が選出された。個人タイトルでは、明大・飯森太慈外野手(3年)が打率.426で首位打者に、法大・篠木健太郎投手(3年)が0.68で防御率のタイトルを手にした。

 10勝1敗1分けの勝ち点5で優勝した明大。1937年春から1938年秋に4連覇を果たして以来、戦後初の3連覇を成し遂げた。その立役者が村田だった。7登板で3勝0敗、防御率0.80。45回を投げて5四死球と抜群の制球力を武器にチームを引っ張った。5日に開幕する全日本大学選手権での投球も注目される。

 明大主将の上田希由翔内野手(4年)は三塁手で受賞。一塁手で受賞した3年春から3季連続のベストナインとなった。今季はリーグ3位の打率.372をマークし、3本塁打、12打点を記録。通算本塁打は9本となった。

 首位打者の飯森は断トツの7盗塁をマーク。昨秋も9盗塁を決めており、スピードスターの誕生と言えるだろう。慶大の主将、廣瀬隆太内野手(4年)は今季5本塁打をマーク。通算18本塁打は歴代7位タイだ。慶大の先輩である高橋由伸氏(元巨人)が持つリーグ記録まであと5本。秋季リーグでは大きな注目を集めるだろう。

 最速157キロ右腕の篠木は7登板で3勝2敗、防御率0.68だった。2020年春季リーグを最後に遠ざかる優勝へ、秋季リーグでの更なる飛躍が期待される。

2023年春季リーグ戦の順位とベストナイン

 春季リーグ戦の順位とベストナインは以下の通り。秋季リーグでは明大の牙城を崩すチームが現れるか。1998年春から51季連続最下位の東大は“定位置”脱出を果たせるか、注目される。

〇順位
優勝 明大 10勝1敗1分 勝ち点5
2位 法大 8勝4敗2分 勝ち点4
3位 慶大 8勝5敗2分 勝ち点3
4位 早大 6勝6敗1分 勝ち点2
5位 立大 2勝8敗3分 勝ち点1
6位 東大 0勝10敗1分 勝ち点0

〇ベストナイン
・投手:村田賢一(明大4年・春日部共栄)
・捕手:小島大河(明大2年・東海大相模)
・一塁手:内海貴斗(法大4年・横浜)
・二塁手:堀内祐我(明大4年・愛工大名電)
・三塁手:上田希由翔(明大4年・愛産大三河)
・遊撃手:熊田任洋(早大4年・東邦)
・外野手:飯森太慈(明大3年・佼成学園)
・外野手:尾瀬雄大(早大2年・帝京)
・外野手:栗林泰三(慶大4年・桐蔭学園)(First-Pitch編集部)