世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 26日、混合ダブルス決勝で張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)が、王楚欽/孫穎莎(中国)にゲームカウント0-3で敗れ、2大会連続の銀メダルに終わった。日本勢では2017年大会の…

世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 26日、混合ダブルス決勝で張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)が、王楚欽/孫穎莎(中国)にゲームカウント0-3で敗れ、2大会連続の銀メダルに終わった。

日本勢では2017年大会の吉村真晴/石川佳純ペア以来となる世界卓球混合ダブルス優勝を目指す張本/早田ペアは、前回大会決勝で敗れている王楚欽/孫穎莎と再び決勝の舞台で激突。2年間の進化をぶつけるべく世界最強ペアに挑んだ。

王楚欽/孫穎莎 PHOTO:Itaru Chiba

第1ゲームは短いレシーブで相手の強打を封じる作戦に出た日本ペア。中盤までは一進一退の展開となったが、終盤で張本のバックハンドにミスが出て、6-6からの5連続失点でゲームを落とす。

なんとか挽回したい日本ペアだが、レシーブでは王楚欽にチキータを決められ、ラリー戦では孫穎莎に広角に攻められ防戦一方。活路を見出せず、大差で第2ゲームも奪われる。

第3ゲームは3-2となって張本/早田が初めてリードを奪うが、すぐに2本連取されて、3-4で日本ベンチがタイムアウト。しかし世界最強左腕・王楚欽の猛攻を止めることができず、サービス、レシーブ、ラリーとあらゆる展開で翻弄される。

張本智和/早田ひな PHOTO:Itaru Chiba

張本も得意のチキータで応戦し3-8から5-8になったところで今度は中国ベンチがタイムアウト。まだ余裕はあるはずだが、完全にこのゲームで決めるつもりだ。日本ペアも最後まで食らいついたが、最後も王楚欽にバックを決められ、悔しいストレート負けとなった。

<世界卓球2023南アフリカ 混合ダブルス決勝>
張本智和/早田ひな 0-3 王楚欽/孫穎莎(中国)
6-11/2-11/7-11

PHOTO:Itaru Chiba