男子テニスのジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーヴ、レッドクレー、ATP250)は25日にシングルス準々決勝が行われ、大会2連覇中の第1シードのC・ルード(ノルウェー)が世界ランク54位のN・ジャリー(チリ)に6-3, 6-7 (2-7…

男子テニスのジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーヴ、レッドクレー、ATP250)は25日にシングルス準々決勝が行われ、大会2連覇中の第1シードのC・ルード(ノルウェー)が世界ランク54位のN・ジャリー(チリ)に6-3, 6-7 (2-7), 5-7の逆転で敗れ、同大会10試合目にして初の黒星を喫した。
>>【動画】ルードが大会10試合目で初黒星を喫した瞬間<<
現在世界ランク4位のルードは2021年の同大会にて初出場で初優勝を飾ると、2022年も優勝を果たし、同大会では8戦負けなしとなっていた。
前週行われたBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)でベスト4に進出したルードは、今大会1回戦で世界ランク49位のJ・J・ウルフ(アメリカ)をストレートで下し同大会での連勝を9に伸ばしていた。
一方のジャリーは2019年に同大会で準優勝。決勝では当時世界ランク5位のA・ズベレフ(ドイツ)相手に3-6, 6-3, 6-7 (8-10)のフルセットの末、惜敗していた。
この試合の第1セット、ルードは第8ゲームでブレークに成功し先行する。しかし続く第2セット、両者とも相手にブレークポイントを与えない質の高いプレーを見せタイブレークに突入。タイブレークでルードは2度のミニブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、2度のブレークを許したルードは、8本のエースを放ったジャリーから1度しかブレークを返すことができず、2時間31分で破れ大会初黒星を喫した。
勝利したジャリ―は準決勝で2019年の決勝で敗れた第3シードのズベレフと対戦する。ズベレフは準々決勝で世界ランク59位のウー・イービン(中国)の途中棄権によって準決勝の駒を進めた。
一方敗れたルードの次戦は28日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)。第4シードとして出場し、1回戦で予選勝者もしくはラッキールーザーと対戦する。
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