世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 25日、女子シングルス4回戦で平野美宇(木下グループ/世界ランク19位)が王芸迪(中国/同3位)にゲームカウント0-4で敗れた。

ここまで戦術の幅を感じさせる卓球で勝ち上がってきた平野。その相手は3月のシンガポールスマッシュで悲願の勝利を挙げた王芸迪で、中国四強の一角に対し連勝を狙った。

平野は互角のラリーを見せるシーンも多く、何度かリードを奪う。だが王は強い。バックハンドの打ち合いで勝ちきれず、要所でフォア側を抜かれる苦しい展開。

1ゲーム目は7-11で先取され、第2、3ゲームは12-14、9-11といずれも接戦を落とす。4ゲーム目は0-8と大量リードを奪われ、最後はバックハンドがオーバーし、ストレートで敗戦した。

<世界卓球2023南アフリカ 女子シングルス4回戦>
平野美宇 0-4 王芸迪(中国)
7-11/12-14/9-11/1-11