世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 24日、女子シングルス3回戦で早田ひな(日本生命/世界ランク10位)が長﨑美柚(木下グループ/同29位)をゲームカウント4-0で下し、4回戦に駒を進めた。石川佳純が引退した今の、日本…

世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 24日、女子シングルス3回戦で早田ひな(日本生命/世界ランク10位)が長﨑美柚(木下グループ/同29位)をゲームカウント4-0で下し、4回戦に駒を進めた。

石川佳純が引退した今の、日本のサウスポー頂上決戦。ここまでは2歳上の早田がいずれも勝利しており、長﨑は大きな壁を越えたい一戦だった。

早田はフォアミドルにサーブを集め、長﨑の高速チキータを封じる。第1ゲームは11-3で一気に奪い、2ゲーム目もバック対バックで先にコースを変えるなど、常に先に仕掛けて11-6でここも取る。

長﨑美柚 PHOTO:Itaru Chiba

長﨑は3ゲーム目、ミドルを中心に先にコースを突いて8-6までリードするが、バックの打ち合いでまたも早田が上回り、11-8と逆転で奪取。

第4ゲームも早田はミドルへのロングサーブで長﨑の攻撃を止める。3度ものサーブミスを出す長﨑を尻目に、次々とエースボールを決めて堂々のストレート勝ちを果たした。

早田は4回戦で36歳のカットマン、ソ・ヒョウォン(韓国)と対戦する。

<世界卓球2023南アフリカ 女子シングルス3回戦>
早田ひな 4-0 長﨑美柚
11-3/11-6/11-8/11-3