世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 24日、男子シングルス3回戦で張本智和(智和企画/世界ランク4位)が荘智淵(台湾/同20位)をゲームカウント4-0で破り、4回戦に進んだ。ここまで2試合連続ストレート勝ちを果たした1…

世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 24日、男子シングルス3回戦で張本智和(智和企画/世界ランク4位)が荘智淵(台湾/同20位)をゲームカウント4-0で破り、4回戦に進んだ。

ここまで2試合連続ストレート勝ちを果たした19歳のエース。その相手は42歳の鉄人で、通算成績は張本の4勝3敗ときっ抗する難敵だ。

第1ゲームから、ともに前陣主体での火の出るような打ち合いが展開されるが、先にペースをつかんだのは張本。サーブレシーブで先手を取り11-7で先取する。

荘智淵 PHOTO:World Table Tennis

その勢いのまま次も張本が5-0とするが、すぐさま荘が5-5に。だがチキータと見せかけてのツッツキを決めるなど第2ゲームも11-9で押し切り、3ゲーム目もミドルを中心に的確に攻めて11-5で取る。

中陣からのフォアドライブでも一発で抜く今の張本。第4ゲームはパワーで打ち勝つシーンも多く、ハーフロングのサーブも決め、まさに充実の卓球でストレート勝ちを果たした。

張本は日本男子唯一の4回戦に進出。ロブレス(スペイン)とボボチカ(イタリア)の勝者と対戦する。

<世界卓球2023南アフリカ 男子シングルス3回戦>
張本智和 4-0 荘智淵(台湾)
11-7/11-9/11-5/11-7