世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 24日、女子シングルス3回戦で平野美宇(木下グループ/世界ランク19位)が、チョン・ジヒ(韓国/同36位)をゲームカウント4-0で下し、ベスト16入りを果たした。2017年大会以来の…

世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 24日、女子シングルス3回戦で平野美宇(木下グループ/世界ランク19位)が、チョン・ジヒ(韓国/同36位)をゲームカウント4-0で下し、ベスト16入りを果たした。

2017年大会以来のメダルを目指す平野は、過去3勝1敗のチョン・ジヒと3回戦で対戦。リオ、東京と2大会連続でオリンピックに出場し、強豪韓国を牽引するベテランのサウスポーだ。

第1ゲームは、長短のサーブで相手を前後に揺さぶり、要所でフォアフリックレシーブを決めた平野が10-3と大量リード。そこから相手に6連続ポイントを許すが、タイムアウトをとると、その後の激しいラリー戦を制し、11-9で第1ゲームを奪う。

チョン・ジヒ PHOTO:Itaru Chiba

第2ゲームもサーブで相手を上回った平野がゲームを連取。台上の攻防ではストップも織り交ぜ、相手の攻撃を封じていく。

続く第3ゲームも平野がとって、第4ゲームも3-0とリードを広げたところで相手もたまらずタイムアウト。5-1から6-6まで追いつかれて一進一退となったが、総合力に勝る平野が最後は振り切って、難敵をストレートで退けた。

<世界卓球2023南アフリカ 女子シングルス3回戦>
平野美宇 4-0 チョン・ジヒ(韓国)
11-9/11-6/11-6/12-10