テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は２４日、女子シングルス予選２回戦が行われ、第１１シードの日比野菜緒が世界ランク１８６位のＶ・グラマティコプル（ギリシャ）を6-1, 6-1のストレートで破って予選決勝へ…
テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は２４日、女子シングルス予選２回戦が行われ、第１１シードの日比野菜緒が世界ランク１８６位のＶ・グラマティコプル（ギリシャ）を6-1, 6-1のストレートで破って予選決勝へ進出し、２０２１年以来２年ぶり５度目の本戦出場に王手をかけた。
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２８歳の日比野は２０２０年と２０２１年に記録した２回戦進出が全仏オープンの最高成績。今年は予選１回戦で世界ランク１７３位のハン・ナーレ（韓国）を4-6, 6-3, 6-1の逆転で下し初戦を突破した。
３試合を勝ち抜くと２８日に開幕する本戦への出場権が獲得できるこの予選。
２回戦では１回戦と変わって日比野が序盤から押し込む展開に。ファーストサービスが入る確率で７３パーセントを記録すると、グラマティコプルのブレークを１度に抑える。リターンゲームでは８度のブレークチャンスを握るなど終始主導権を握り、そのうち６度のブレークに成功。わずか５４分で快勝した。
予選決勝では第２１シードのＹ・イン アルボン（スイス）と対戦する。イン アルボンは予選２回戦で世界ランク３１６位のＦ・ジョーンズ（イギリス）と対戦したが、ジョーンズが第１セット途中で棄権したため、勝ち上がりとなった。
同日には世界ランク１８９位の本玉真唯と第３０シードの内島萌夏も２回戦に登場予定で、本玉は予選第１２シードのユエ・ユアン（中国）を4-6, 6-3, 6-2の逆転で下し本戦入りに王手をかけた。内島は世界ランク２１２位のＡ・ライナ（インド）と顔を合わせる。
２８日に開幕する本戦には、男子テニスで世界ランク３２位の西岡良仁と同１０９位のダニエル太郎が出場を予定している。
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