世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 24日、女子シングルス3回戦で伊藤美誠(スターツ/世界ランク7位)がポータ(ハンガリー/同70位)をゲームカウント4-0で下し、4回戦に進出した。臀部の故障を抱えながらも、ここまで2…

世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 24日、女子シングルス3回戦で伊藤美誠(スターツ/世界ランク7位)がポータ(ハンガリー/同70位)をゲームカウント4-0で下し、4回戦に進出した。

臀部の故障を抱えながらも、ここまで2試合連続ストレート勝ちを収めた伊藤。次の相手は過去1勝1敗で、2019年スロベニアオープン覇者の38歳ポータだ。

伊藤はミドル攻めを軸に先手を取って攻めていく。とくに表ソフトラバーによるナックル気味のバックハンド、ロングサーブが随所で決まり、第1ゲームを11-7で先取する。

ポータ PHOTO:Itaru Chiba

2ゲーム目は出足で0-4とされるが、逆チキータ2本から一気に追いつき、ポータの揺さぶりもフットワークを使って攻略して取り、次もツッツキを有効に使いつつ8-7の勝負どころでまたも逆チキータで得点し、そのままゲームを獲得する。

第4ゲームもポータのいきなりのバックロングサーブにも即対応してリードするが、中陣からラリーで盛り返すポータに7-7と並ばれる。だが伊藤はここでしゃがみ込みサーブとロングサーブでエースを2本取り、最後もロングサーブで勝ちきった。

<世界卓球2023南アフリカ 女子シングルス3回戦>
伊藤美誠 4-0 ポータ(ハンガリー)
11-7/11-7/11-7/11-8

PHOTO:Itaru Chiba