世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 23日、女子シングルス2回戦で伊藤美誠(スターツ/世界ランク7位)がカミーユ ルッツ(フランス/同91位)をゲームカウント4-0で下し、3回戦進出を決めた。故障が不安視されるものの2…

世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 23日、女子シングルス2回戦で伊藤美誠(スターツ/世界ランク7位)がカミーユ ルッツ(フランス/同91位)をゲームカウント4-0で下し、3回戦進出を決めた。

故障が不安視されるものの21日の初戦は危なげなくストレート勝利をおさめた伊藤。続く2回戦はフランスのルッツ姉妹の妹、20歳のカミーユと対戦した。

序盤から伊藤のサーブが冴え渡り、フォア前への下回転、変化をつけたバックへのロングサーブなどで得点を重ねて、第1ゲームを先取。

カミーユ ルッツ PHOTO:Itaru Chiba

長身から繰り出されるパワフルな両ハンドドライブが武器のルッツだが、伊藤は多彩なレシーブで相手の強打を封じ、第2ゲームも4-4から7連続ポイントで連取する。

完全に流れに乗った伊藤は、第3、第4ゲームも落ち着いたプレーで相手を寄せ付けず、初戦に続くストレート勝利となった。

3回戦はハンガリーのベテラン、ポータ(同70位)と対戦する。

勝利した伊藤は「体も少しずつ元気になって、試合も楽しくできています。今日はハナマルです!明日も元気に頑張りたい」と両手で丸を作って笑顔でコメントした。

<世界卓球2023南アフリカ 女子シングルス2回戦>
伊藤美誠 4-0 カミーユ ルッツ(フランス)
11-4/11-4/11-3/11-2