世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 22日、男子シングルス2回戦で吉村真晴(TEAM MAHARU/世界ランク105位)が梁靖崑(同5位/中国)にゲームカウント1-4で敗れ、3回戦進出はならなかった。チーム最年長の吉村…

世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン> 22日、男子シングルス2回戦で吉村真晴(TEAM MAHARU/世界ランク105位)が梁靖崑(同5位/中国)にゲームカウント1-4で敗れ、3回戦進出はならなかった。

チーム最年長の吉村は、前回大会シングルス銅メダリストの梁靖崑と対戦。世界ランクでは相手が格上だが、吉村は今年1月に行われた今大会のアジア大陸予選で五輪連覇の絶対王者・馬龍(中国)から金星をあげており、この一戦にも注目が集まった。

梁靖崑 PHOTO:Itaru Chiba

最大の武器であるサーブで相手を崩したい吉村だが、相手にバックハンドでうまく処理されて、なかなか攻めの形を作れない。ラリー戦に持ち込んでも安定性に上回る梁靖崑を打ち崩すことはできず、第1、第2ゲームともに5点で落とす苦しい立ち上がりとなった。

しかし第3ゲームは相手のフォアサイドを突く攻めでゲームを奪取すると、第4ゲームを落とした後の第5ゲームも、台から距離をとって相手のドライブを攻め返し7-1と大量リードを奪う。このまま逃げ切りたかったが、相手の強烈なバックドライブに押されて終盤に追いつかれ12-14で落とし、勝利はならなかった。

<世界卓球2023南アフリカ 男子シングルス2回戦>
吉村真晴 1-4 梁靖崑(中国)
5-11/5-11/12-10/4-11/12-14

PHOTO:Itaru Chiba