女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は6日、シングルス決勝が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)は第2シードのA・サバレンカに3-6, 6-3, 3-6のフルセッ…

女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は6日、シングルス決勝が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)は第2シードのA・サバレンカに3-6, 6-3, 3-6のフルセットで敗れ、ポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)に続くツアー2大会連続の優勝とはならなかった。
>>アルカラスらマドリッドOP組合せ・結果<<
>>サバレンカ優勝 マドリッドOP組合せ・結果<<
ポルシェ・テニス・グランプリでは決勝でサバレンカを下し優勝を飾っていたシフィオンテク。今大会の決勝もサバレンカと相まみえることとなり、ツアー2大会連続の世界ランク1位2位の直接対決となった。
今大会、シフィオンテクは初戦の2回戦で世界ランク92位のJ・グラバー(オーストリア)、3回戦で第28シードのB・ペラ(アメリカ)、4回戦で第16シードのE・アレクサンドロワ、準々決勝で第27シードのP・マルティッチ(クロアチア)、準決勝で第12シードのV・クデルメトバを下し決勝に進出。ムチュア・マドリッド・オープン初制覇にあと一歩まで迫った。
決勝戦、シフィオンテクは強烈なサービスを中心に攻め立てるサバレンカに苦しみ、1度もブレークチャンスを得られないままセットを落とす。第2セットでも6度のブレークチャンスを与えるなどサバレンカにペースを握られていたが、ブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは2度のチャンスをいずれもいかしどちらもブレークに成功。セットカウント1-1に追いつく。
しかし、ファイナルセットでは再び2度のブレークを許し万事休す。サバレンカに前回のリベンジを果たされ2時間26分で力尽きた。
試合後の表彰式でシフィオンテクは「私とアリナはとにかくハードワーカーだと思うの。彼女もフィットネスなどの面でスーパープロフェッショナルであることは知っているし、私たちはトップであろうとなかろうと、少しずつ進歩している。だから私たちはしっかりランクで地に足をついているの」とコメント。
続けて「時には私がもう少しうまくプレーできるショットがある、ということもあった。彼女はリスクのあるショットを何本か入れてきた。私がもっと積極的にプレーできることもあったかもしれないけど、正直なところ2人ともいいプレーができたと思う。大きな後悔はしていないわ」と話した。
シフィオンテクとサバレンカは8度目の顔合わせとなったがシフィオンテクからみて5勝3敗となった。

>>【NEW ERA】テニス用 吸水速乾キャップ&Tシャツ新発売<<