男子テニスで世界ランク14位のR・ナダル(スペイン)は5日に自身のSNSを通じて、今月10日に開幕する男子テニスのムBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)を欠場することを発表した。>>アルカラスらマドリッドO…

男子テニスで世界ランク14位のR・ナダル(スペイン)は5日に自身のSNSを通じて、今月10日に開幕する男子テニスのムBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)を欠場することを発表した。
>>アルカラスらマドリッドOP組合せ<<
36歳のナダルは大会連覇をかけて臨んだ1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の2回戦、左股関節付近を痛めながらM・マクドナルド(アメリカ)と対戦し、ストレート負け。その後、全治6〜8週間を要することを発表し、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)を欠場。3月20日付のATP世界ランキングでは約18年ぶりにトップ10から陥落した。
しかし、その後も復帰の目途は立たず。先月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)とバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)、現在行われているムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)を欠場している。
ナダルは5日にインスタグラムで「ローマに出場できないことをお知らせするのはとても残念」と大会欠場を発表し、「イタリアのファンたちの愛とサポートがあるからこそ、僕のプロとしてのキャリアを彩る大会に参加できないことが、どれほど辛いことか、皆さんは知っているだろう」と明かしている。
「ここ数日で改善されたとはいえ、何ヶ月も高いレベルのトレーニングができなかった。再びプレーするためのプロセスには時間が必要であり、それを受け入れてやるべき事を続けるしかない」
ナダルは現在、5月28日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)のエントリーリストに名を連ねているが、出場の可否は不透明な状況となった。