女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は4日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのA・サバレンカが第9シードのM・サッカリ(ギリシャ)を6-4, 6-1のストレートで破り、202…

女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は4日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのA・サバレンカが第9シードのM・サッカリ(ギリシャ)を6-4, 6-1のストレートで破り、2021年以来2年ぶりの大会制覇に王手をかけた。
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世界ランク2位で24歳のサバレンカは今季、1月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で優勝。その後、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)では準優勝、翌週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)では8強入り。さらに前週のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)で準優勝している。
2021年大会では決勝でA・バーティ(オーストラリア)を下し初優勝を飾ったサバレンカ。今大会、シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク44位のS・シルステア(ルーマニア)、3回戦で同115位のC・オソリオ(コロンビア)、4回戦で同194位のM・アンドレーワ、準々決勝で同59位のM・シェリフ(エジプト)を下し4強入りした。
世界ランク9位のサッカリとの対決となったこの日の第1セット、サバレンカは第1ゲームから3ゲームを連取。第5ゲームでブレークバックを許すも第10ゲームで2度目のブレークを奪い、先行する。
続く第2セットでは3度のブレークポイントを凌いだサバレンカ。第3ゲームから5ゲームを連取し、1時間25分で勝利。今季5度目の決勝戦に駒を進めた。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにサバレンカのコメントを掲載し「実は今大会のベストマッチだったと思う。私は本当に良いスタートを切った。その後、マリア(サッカリ)が追い上げてきた。でも、メンタル的にはとても強くいられたわ。彼女はすべてのポイントで戦ってくると分かっていたからね。自分のプレーのレベルにはとても満足している」と語った。
勝利したサバレンカは決勝で第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは第12シードのV・クデルメトバを6-1, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
両者は8度目の顔合わせでシフィオンテクの5勝2敗。直近では前週のポルシェ・テニス・グランプリ決勝で対戦しており、サバレンカは3-6, 4-6のストレート負け。シフィオンテクに大会2連覇を許している。

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