関東学生春季リーグ2連勝中の早大は、4戦目で日体大と対戦した。序盤から早いゲーム展開で、点の取り合いとなる。攻守ともに…
関東学生春季リーグ2連勝中の早大は、4戦目で日体大と対戦した。序盤から早いゲーム展開で、点の取り合いとなる。攻守ともに完成度の高い日体大に押され、前半を終えて19―21と早大が2点を追う展開で後半へ。しかし後半に入ると、早大のディフェンスが冴え渡り、攻勢に転じて逆転に成功。終わってみれば6点差をつけて快勝し3連勝を飾った。
先制点をあげたのは日体大。しかし早大もすかさず1点を返す。日体大に点を取られると、すぐさま早いリスタートで取り返す早大。両校ともにスピード感あるオフェンスのぶつかり合いとなる。だが、パスミスなどオフェンスのミスが相次ぎ、前半18分で11―15と徐々に点差がひらいていく。それでも早大は必死に食らいつき、白築琢磨(文構3=東京・早実)、外種子田峻汰(スポ2=鹿児島・国分)を中心に積極的に攻撃を仕掛け得点を挙げる。前半27分にはついに18―18で追いつくも、あと一歩届かず19―21と2点ビハインドで前半を折り返した。

7mスローを撃つ白築
2点差で迎えた後半はディフェンスが機能し、日体大のパワフルな攻撃が鳴りを潜め始めた。また後半8分に田井健志(スポ4=香川中央)の切り込みが相手DFの退場を誘発し、白築のペナルティースローや外種子田の速攻などで4連続得点を挙げて一気に1点差に詰め寄る。そして後半12分に西村悠吾(人2=千葉・市川)のサイドシュートが決まり、27―27で再び同点に。ついに後半13分、鍋島弘樹(スポ1=福井・北陸)が勝ち越しゴールを決め、早大が主導権を握る。早大は後半21分、25分と退場が相次ぐも、それをものともせずに安定感のある守りを披露。日体大は果敢にシュートを放つが、GK塚本智宇(スポ4=富山・高岡向陵)のセービング力が光り、簡単に点を取らせない。その後もリードを広げ、早大ムードが高まる。さらに後半28分、試合終了間際に日体大は退場者を出し、反撃の機会を失う。最終的に37―31と6点差をつけて壮絶な殴り合いを制した。

ゴールを狙う狩野
ワセダはこれで春季リーグ3連勝。確かにチームの目標である失点を26点に抑えることは先週の明大戦に続き達成できず、ディフェンスに課題は残る。しかし後半における修正力の高さを見せた。春季リーグもいよいよ折り返し。次週には法大戦と中大戦が控える。チーム一丸となって強豪相手に挑む早大。春季リーグの戦いがこれからも楽しみだ。
(記事 丸山勝央、写真 丸山勝央 上野慶太郎)
関東学生春季リーグ| 早大 | 37 | 19―21 18―10 | 31 | 日体大 |
| GK 塚本智宇(スポ4=富山・高岡向陵) CP 田井健志(スポ4=香川中央) CP 狩野直樹(スポ4=埼玉・浦和学院) CP 白築琢磨(文構3=東京・早実) CP 外種子田峻汰(スポ2=鹿児島・国分) CP 西村悠吾(人2=千葉・市川) CP 小柴創(スポ1=千葉・昭和学院) | ||||
コメント
田井健志主将(スポ4=香川中央)
――三連勝です。今のお気持ちを聞かせてください
嬉しいし、少し安心しています。最初どうなるかなと思いましたが、良い滑り出しを切れてほっとしているのと、練習の成果を出すことができて嬉しいです。
――今日の試合を振り返っていかがですか
先週も言いましたが、日体大は能力のある選手が多くて、明大戦のように粘って食らいつく試合ができて良かったと思います。
――リスタートが早かったですが、どのような作戦を立てていましたか
走り負けないようにしようと話していました。堅守速攻を目標にしているので、日体大もすごく速攻をしてくるチームですが、逆に相手が速攻してくる時は、逆に速攻しやすい場面でもあるので、すぐに切り替えて行こうと話はしていました。
――後半勢いがありましたが、その要因は何でしょうか
後半勢いがあったのは、前半2点差とほぼ同じ点数までもっていくことができたからです。その展開が先週の明大戦だったり先々週の筑波戦だったりと似ていたので、ここから全員で追い上げようという気持ちがあったからだと思います。
――最後に次戦への意気込みをお願いします
次戦は2日連続で法大戦と中大戦ですが、能力の高い選手が両チームともいるので、その選手たちと戦っていくために個では勝てないと思うので、いつも通りチームで戦って勝利を勝ち取ろうと思います。
外種子田峻汰(スポ2=鹿児島・国分)
――三連勝ですが、今のお気持ちを聞かせてください
1試合目こけてしまいましたが、それ以降は自分たちのシナリオ通りの展開にもっていけたというか。前半耐えて、後半で相手を突き放すという展開を3試合続けることができたのが、3連勝につながっているのかなと思います。
――今日のオフェンスとディフェンスでそれぞれ意識したことを教えてください
ディフェンスは直樹さん(狩野直樹、スポ4=埼玉・浦和学院)からも極端に寄せろと言われていましたが、なかなかできなくて僕のところで簡単にアウト割られたので、そういったところはこれからアタックするところはするという決断をしなければと思います。オフェンスは出だしで連続得点できたのが個人的には大きくて、そこから波に乗れました。でもまだ全部決め切れていないので、全部決め切れるようにしたいです。
――関東学生春季リーグを通してご自身の役割は何ですか
一番はサイドシュートを決めることで、1試合通して声を出し続けるというのは自分の中で意識しているところです。
――今日の試合で収穫はありましたか
ディフェンスで後半は極端に寄せることができていたので、自分の中ではある程度掴めてきた感じがあります。
――次戦への意気込みをお願いします
3連勝ときているのでもっと連勝を伸ばせるようにというのと、チームとしてシナリオが完成していて、これを続ければ勝てるので、粘り強いディフェンスから速攻というのはチーム全体で徹底してやっていきたいと思います。
小柴創(スポ1=千葉・昭和学院)
――今日の試合を振り返っていかがですか
僕たちは堅守速攻が目標なのですが、前半21点取られてしまって。でも失点が多かったですが、オフェンスの人たちが2点差で粘って、相手が疲れてきたタイミングで全員全力で走って逆転できて良かったです。
――一年生ながらディフェンスの要を担っていますが、どのようなディフェンスを考えていますか
一人が抜かれても、もう一人がカバーに行って、簡単に相手に(シュートを)打たせないというのと、ミドルシュートをフリーで打たせないことを意識しています。
――戦ってみて相手のオフェンスはいかがでしたか
相手のオフェンスは、今までの相手だったら打たなかったシュートを打ってきて相手の得点を抑えられませんでした。
――ご自身のプレーを振り返っていかがですか
前半は足が止まっていた分、まわりの先輩たちが助けてくれてなんとか粘ることができました。後半からは足も動き、自分も結構守りに入れたかなと思います。
――次戦への意気込みをお願いします
もっと連勝を伸ばして流れに乗りたいと思います。