男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は30日、シングルス3回戦が行われ、第10シードのK・ハチャノフが第20シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)を7-5, 4-6, 6-3…

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は30日、シングルス3回戦が行われ、第10シードのK・ハチャノフが第20シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)を7-5, 4-6, 6-3のフルセットで破り、大会初のベスト16進出を果たした。
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ムチュア・マドリッド・オープンに出場するのは6度目となるハチャノフ。大会との相性は良くなく、これまでの成績は1勝5敗となっている。今大会、シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク97位のT・モンテイロ(ブラジル)を6-3, 3-6, 6-3のフルセットで下し初戦突破を決めた。
この日の第1セット、世界ランク12位のハチャノフは第6ゲームでブレークに成功。第8ゲームではセットポイントとなるブレークポイントを2度握るも活かせず、直後の第9ゲームでブレークバックを許す。それでも終盤となった第12ゲームで2度目のブレークを奪い、先行する。
続く第2セットでは第8ゲームで4度のブレークチャンスを活かせなかったハチャノフ。直後の第9ゲームでブレークを許す。バウティスタ=アグのサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲーム、再び4度のブレークチャンスを得るもものにできず、1セットオールに追いつかれる。
それでも迎えたファイナルセット、ハチャノフはファーストサービスが入ったときに87パーセントの高い確率でポイントを獲得。第8ゲームで得た1度のブレークチャンスをものにし、2時間55分の激闘を制した。
勝利したハチャノフは4回戦で第5シードのA・ルブレフと対戦する。ルブレフは3回戦で第28シードの西岡良仁を6-2, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードのC・アルカラス(スペイン)、第13シードのA・ズベレフ(ドイツ)、世界ランク88位のJ・ムナル(スペイン)が16強に駒を進めている。

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