男子テニスのツアー下部大会、ソウル・チャレンジャー(韓国/ソウル、ハード、ATPチャレンジャー)は30日、ダブルス決勝が行われ、内山靖崇/ M・パーセル(オーストラリア)組が清水悠太/ チュン・ユンソン(韓国)組を6-1, 6-4のストレ…

男子テニスのツアー下部大会、ソウル・チャレンジャー(韓国/ソウル、ハード、ATPチャレンジャー)は30日、ダブルス決勝が行われ、内山靖崇/ M・パーセル(オーストラリア)組が清水悠太/ チュン・ユンソン(韓国)組を6-1, 6-4のストレートで破り、優勝を飾った。内山がチャレンジャー大会のダブルスを制するのは2017年11月にマクラクラン勉とのペアでタイトルを獲得した兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード、ATPチャレンジャー)以来 約5年5カ月ぶりとなった。
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2019年11月にキャリアハイの世界ランク78位を記録している内山は、今年3月に行われた筑波大学MEIKEIオープンテニス(茨城県/つくば市、ハード、ITFフューチャーズ)の1回戦を途中棄権。自身のSNSでは「突発的な怪我」と明かしていた。
1ヵ月ぶりの公式戦となった今大会、シングルスでは予選から出場し、ダブルスも出場している内山。29日に行われたシングルス準決勝では世界ランク242位のブ・ユンチャオケテ(中国)と対戦したが6-7 (4-7), 4-6のストレートで敗れ決勝進出とはならなかった。それでも同日のダブルス準決勝では松井俊英/ 上杉海斗組を6-3, 6-3のストレートで下し決勝進出を決めた。
決勝戦の第1セット、内山/パーセル組はファーストサービスが入ったときに91パーセントの高い確率でポイントを獲得。開始から5ゲームを連取し先行する。続く第2セットでは第5ゲームでブレークに成功。第8ゲームでブレークバックを許したものの、直後の第9ゲームで2度目のブレークを奪い、わずか52分で勝利した。
試合後、インスタグラムを更新した内山は「ソウルチャレンジャーダブルス優勝しました。マックス(パーセル)からエントリー締切2時間前に“ダブルス出る?”って聞かれて、“出よう”と軽いやり取りで始まったペアで優勝まで突っ走れました。勉強になる事もたくさんありましたし、試合を追うごとに良いプレーも増えてきて、楽しくプレー出来ました。次の釜山チャレンジャーに向けて少し休んでからまた始動します。応援ありがとうございました」とつづっている。