ニューヨークジェッツ・フライトクルーの伊藤奈美です。 最近、よく聞かれることがあります。 「どうしてNFLチアリーダーを目指そうと思ったの?」 「何歳からチアリーディングをはじめたの?」 本場NFLチアリーダーを目指すことになった「…

ニューヨークジェッツ・フライトクルーの伊藤奈美です。

最近、よく聞かれることがあります。

「どうしてNFLチアリーダーを目指そうと思ったの?」

「何歳からチアリーディングをはじめたの?」

本場NFLチアリーダーを目指すことになった「きっかけ」

わたしは高校生3年間、アメリカンフットボール部のマネージャーをしていました。

ゲームのはじまりをつげるホイッスル

グランドいっぱいに鳴りひびく選手の声

ワン・オン・ワンの真剣勝負

あざやかなタッチダウン

はじめて間近でみたアメリカンフットボール。

「マネージャーをやらせてください!」

 部活見学をした次の日に、入部届けを提出していました。

 マネージャーになって、アメリカンフットボールをより身近で見ていると、

「自分もアメフトがしたい」という気持ちは強くなるばかり。

そんなとき、アメリカのプロフットボールリーグNFLチアリーダーとして活躍する、

日本人女性の新聞記事を母が見せてくれました。

フィールドでキラキラと輝く女性の姿に、わたしの胸は大きく高鳴りました。

もしもNFLチアリーダーになれたら……。

「パワーあふれる応援で、ゲームに参加できる!」

「選手たちとの一体感が味わえる!」 「わたしもNFLの舞台に立ちたい!世界のトップをめざしたい!」

こうしてわたしは、NFLチアリーダーになる夢を抱くようになりました。

「何歳からチアをはじめたの?」

大学1年生。18歳の夏。

社会人アメリカンフットボールXリーグのオーディションに合格し、

「チアリーダー」としての一歩を踏み出しました。

やっとチアリーダーとしてのスタートラインに立てた私ですが・・・

はじめは「笑顔で踊り続けること」もできませんでした。

柔軟もジャンプやターンなどのテクニックも全然だめだめ。

いろいろな壁にぶち当たりました。なにが正解かはわからない。

夢を追いかけるって、長いトンネルに入って抜け出せないようなもの。

NFLチアリーダーの夢を叶えるまでの7年間。

大学に進学しても、社会人になっても、住む環境が変わっても、、、

ずっと夢を追いかけてこれたのは・・・

「いつか必ず夢を叶えてみせる」という強い信念と

きっかけをくれた「アメリカンフットボール」のおかげだと思います。

この7年間、わたしを支えてくださったすべての方に心から感謝しています。

本当にありがとうございます!