23日、クライミングW杯開幕戦(東京・エスフォルタアリーナ八王子)のボルダー第1戦男子準決勝が行われ、ファイナリスト6…
23日、クライミングW杯開幕戦(東京・エスフォルタアリーナ八王子)のボルダー第1戦男子準決勝が行われ、ファイナリスト6人が決定した。日本勢からは3位の安楽宙斗、6位の藤井快が決勝に駒を進めた。
予選20位までによる男子準決勝は、昨日の女子準決勝と同様に完登数が少ない展開となった。後半の課題に進むにつれてトップホールドに迫るシーンは増えたが、ゾーン獲得以降ピンチからのムーブが鬼門の第1課題は完登者ゼロ、繊細な動きが求められる緩傾斜壁の第2課題は10番手のハネス・ハン・デュイセン(ベルギー)のみが登り切った。
2完登に達し首位に立ったチョン
安楽が第4課題を一撃して3位に浮上
楢崎智亜は完登できず10位で敗退となった
藤井は決勝進出ライン上の6位に入った
首位通過のジョンフ
<敗退選手コメント>

楢崎明智(8位)
「あと少しで決め切れず悔しい。普段の国内戦だと得意課題は登れるけど苦手課題はまったくできないことが多かったが今回は全体的にフィジカルな課題も含めてゾーンまでは行くことができたのでそこはよかったと思う。第2課題のスラブは絶対に決めないといけなかったが、最後のムーブが思いつかなかった。4課題目はもう少し最後に落ち着いて足を寄せるなどの修正ができればベストだった。今シーズンはまずW杯年間10位以内は目標にしているので頑張らないといけない」

楢崎智亜(10位)
「1課題目はできるかわからなかったが第2~4課題はどれも登れるような課題だったので決め切る力がなかった。細かい修正でどれも登れた可能性を感じているので、ここでの失敗を次のソウル大会で生かせるかが大事だと思う。(1番取りこぼしたと感じた課題は?)2課題目のゴール取り。ぎりぎりまで体を上げてから手を出すか、下から飛び出すかで迷った。(決め切る部分の修正とは?)迷いが原因でかなり長い時間壁に取り付いてパンプしてしまったところ。(8月の)世界選手権で優勝して五輪代表権を取りたいと思っているので、大会を通して成長していかないといけない」

緒方良行(13位)
「全課題ともハードでどれか1つでも登ればチャンスはあったが決め切れなかった。(昨シーズン苦手としていたプッシュ系の第3課題については?)まだ苦手意識は多少残っているが上達は感じていて、今日も割とこなせていたのでネガティブにならないようにしたい。(得意系の第4課題は?)オブザベーションの時点でいけると思ったが、下部のランジを越えてから右手で引かないといけない時に右手が疲れていて体力が残っていなかった。今後は苦手の緩傾斜をつぶしていき、世界選手権の切符を取れるようにW杯でしっかり成績を残すと同時に、W杯年間3連覇も狙っているので来週のソウル大会に向けて切り替えたい」
<準決勝リザルト>
1位:ポール・ジョンフ(FRA)/2t4z 11 132位:チョン・ジョンウォン(KOR)/2t2z 6 5
3位:安楽 宙斗(JPN)/1t4z 1 12
4位:メジディ・シャールック(FRA)/1t4z 2 9
5位:ハネス・ハン・デュイセン(BEL)/1t4z 8 14
6位:藤井 快(JPN)/1t2z 3 4
――――――
7位:イ・ドヒョン(KOR)/1t2z 5 5
8位:楢崎 明智(JPN)/0t4z 0 10
9位:エドヴァーズ・グロザディス(LAT)/0t4z 0 11
10位:楢崎 智亜(JPN)/0t4z 0 12
11位:ヤニック・フローエ(GER)/0t3z 0 9
12位:レオ・アベズー(FRA)/0t3z 0 14
13位:緒方 良行(JPN)/0t2z 0 2
14位:マチュー・テルナン(FRA)/0t2z 0 4
15位:ミカエル・マウェム(FRA)/0t2z 0 5
16位:井上 祐二(JPN)/0t2z 0 6
16位:通谷 律(JPN)/0t2z 0 6
18位:ニコライ・ウズニック(AUT)/0t2z 0 7
19位:アンゼ・ペハルク(SLO)/0t2z 0 8
20位:ジェームス・ロペ(GBR)/0t1z 0 5
※左から順位、氏名、所属国、成績
※成績は左から完登数、ゾーン獲得数、完登に要した合計アテンプト数、ゾーン獲得に要した合計アテンプト数
※6位までが決勝に進出
CREDITS
取材・文
編集部 /写真
窪田亮※当サイト内の記事・テキスト・写真・画像等の無断転載・無断使用を禁じます。