ついに関東学生春季リーグ(春季リーグ)が開幕した。早大の初戦は東海大。昨年度の関東学生秋季リーグの最終戦で逆転勝利した…

 ついに関東学生春季リーグ(春季リーグ)が開幕した。早大の初戦は東海大。昨年度の関東学生秋季リーグの最終戦で逆転勝利した相手だ。序盤から相手にリードを握られ、前半を11−20で終える。後半も苦しい展開が続き大差をつけられたが、中盤以降点差を縮めて猛追を見せるも、一歩及ばず29−34と惜敗し、リーグ戦は黒星スタートとなった。

 まず先制点を挙げたのは東海大。早大はシュートを放つも、立て続けにセーブされてしまう。前半6分ようやく村松涼雅(商2=岩手・不来方)が今季のチーム初ゴールを決めた。しかし、その後も攻めあぐねて相手に連続得点を許し、前半10分で2−7と押されて苦戦。それでも前半13分に白築琢磨(文構3=東京・早実)が速攻を決めたことを皮切りに得点を重ね、前半15分で5−8と点差を縮めた。早大に流れが傾きつつあったが、東海大の勢いはそう簡単には止まらない。その後も再び相手に連続得点を許し、11−20のビハインドで折り返した。


ゴールを狙う白築

 後半も東海大にペースを握られる。西村悠吾(人2=千葉・市川)に代わって出場した鍋島弘樹(スポ1=福井・北陸)が公式戦初得点を挙げ、チームを盛り上げるも、後半12分で16−29と大きく点差が開いてしまった。しかし、その後白築が3連続得点を決め、息を吹き返した早大。タイムアウト後も堅いディフェンスで相手の攻撃を封じ、相手に流れを与えることなく、白築、鍋島、外種子田峻汰(スポ2=鹿児島・国分)を中心に得点を量産し、相手に付け入る隙を与えない。さらに白築と外種田がスカイプレーを見せ、13点あった点差を後半27分に28−31と3点差まで縮めた。しかし必死の粘りを見せる東海大。反撃もかなわずそのまま試合終了のブザーが鳴り、最終スコア29−34で敗北した。


ガッツポーズをする鍋島(写真中央)

 大事な初戦を白星で飾ることのできなかったワセダ。終盤に怒涛の追い上げを見せるも、あと一歩及ばず悔しさが残る試合となった。しかし第2節の筑波大戦はもう明日に迫っている。気持ちを切り替え、まずは目の前の試合に全力を尽くす。

(記事 丸山勝央、写真 野中美結、今村奎太、石崎太一)

関東学生春季リーグ

早大2911-20
18-14
34東海大
GK 塚本智宇(スポ4=富山・高岡向陵)
CP 白築琢磨(文構3=東京・早実)
CP 田井健志(スポ4=香川中央)
CP 狩野直樹(スポ4=埼玉・浦和学院)
CP 奥崇大(スポ4=北海道・札幌月寒)
CP 外種子田峻汰(スポ2=鹿児島・国分)
CP 西村悠吾(人2=千葉・市川)
コメント

田井健志主将(スポ4=香川中央)

――試合を振り返っていかがですか

 やっぱり初戦ということもあって僕自身緊張していて、最上級生になって初めての公式戦だったので。周りもちょっとフワフワしたところがあったのが、出だしが悪かった原因だと思います。 その悪いところがズルズル続いてしまったのが負けてしまった要因だと思います。そこは反省したいと思っています。

――戦った東海大の印象はいかがですか

 東海大学は、去年主力だった4年生がかなり抜けたにもかかわらず、僕たちが想像したチームより遥かに強かったです。後は僕たちがディフェンスで仕掛けたかったことが向こう(東海大)にははまらなかったですね。

――ディフェンスでの作戦はどのようなものでしたか

 ディフェンスは、基本的にこのチームが始まってから二枚目の外側でシュートを打たせようということになっていて、今回も実際に外からのシュートを結構打たせていたと思いますけど、それがことごとく入ってしまったことが自分たちの予想していたことと違ったなと。僕たちが練習試合とかしてきた中で、外からシュートを打たせて、キーパーが止めて速攻に飛び出すという展開が一番いい展開なのですが、シュートを止められずに、セットオフェンスになってしまってそのミスからまた走られてしまうという負の循環が続いてしまったことが悪かったと思います。

――後半勢いがついてきましたが、その要因は何ですか。

 一年生の鍋島(弘樹、スポ1=福井・北陸)君が途中から交代して入ってきたことが要因かなと思っていて。彼は大学で初めての試合でしたが、臆することなく一年生のフレッシュさを発揮してくれたので、一年生が頑張っているんだから自分たちも頑張ろうという気持ちはありました。

白築琢磨(文構3=東京・早実)

――試合を振り返って

 新チームになって、初戦ということで4年生含め全員気持ちの入っていない状態で臨んでしまいそれが結果に出た形でした。

――開幕戦だからこその緊張感は

 そうですね、僕自身はあまり緊張感なくやれましたが、4年生だったり新チームになって(試合に)出始めた子達は緊張が見られる状態でした。

――チーム最多得点を挙げましたがプレーを振り返って

 前半で点差が離れて、後半も点差が縮まずに、その中でもこの先の試合やこの先の自分にとってためになることを試合の中でプレーで表そうと思った結果ですが、チームとしては負けなのでチームみんなで勝っていきたいです。

――チームでどういったプレーがあれば勝ち切れましたか

 コート全部を使って攻めたり、全員でディフェンスをやったり、チーム一丸となってというのが1試合を通してよくできず、1人でも欠けたらこのチームはダメなのでベンチ含め全員で戦っていきたいです。

鍋島弘樹(スポ1=福井・北陸)

――今日の試合振り返っていかがですか

リーグ初戦で勝利してこれからにつなげようという気持ちで臨みましたが、達成できなくてとても悔しいです。

ーーリーグ戦初得点を挙げました。現在の心境はいかがですか

先輩方がつなげてくれたパスをしっかり決めきることができて良かったです。

ーー後半から出場して流れを引き寄せましたが、どのようなことを心掛けてプレーしていましたか

1年生ですが先輩にも遠慮せずに思い切ってやることを考えて、絶対逆転できると思って出場しました。

ーー最後に明日への意気込みをお願いします

自分自身が今日よりも活躍して勝ちます。